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茶碗で点てるお茶会 ~おもてなしの心にふれる学び~

四年生が美術で自分たちが作り焼き上げた茶碗を使って、簡単なお茶会を開きました。

茶碗を手に取り、初めて自分でお茶を点てる体験に、子どもたちは大きな喜びを感じていました。茶道の「おもてなしの心」に触れながら、丁寧に茶筅を動かす姿はとても真剣です。

お茶会では、冬の季節を感じる練り切り「うさぎ」も自分たちで作りました。やわらかな和菓子を形づくる手元には、季節を大切にする日本文化への興味と感動があふれていました。さらに、少しだけ濃茶の体験も行い、普段味わうことのない深い味わいに驚きの声が上がりました。

何よりも、自分たちの手で作り上げた茶碗でお茶を点てられたことが、子どもたちにとって特別な喜びとなりました。

「自分の茶碗で飲むお茶は、なんだかもっとおいしい!」という声が聞こえてきました。

この学びを通して、子どもたちは茶道の所作や味わいだけでなく、「おもてなしの心」や「ものを大切にする気持ち」を感じ取ることができました。お茶会の後はしっかりと包み茶碗を持ち帰りました。ご家庭でも活用するとのことです。素敵ですね。

四年生にとって、心豊かな時間となったお茶会でした。