留学Q&A
成蹊大学の留学制度について
- 留学制度の概要について教えてください。
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成蹊大学の留学制度は下記の通り協定留学、JSAFプログラム、認定留学の3種類があります。
協定留学:
- 成蹊大学が派遣先大学と直接協定を締結しています。
- 長期(1年または半年)、中期(4~6ヶ月)、短期(3~4週間)のプログラムがあります。それぞれの主なプログラム内容は、長期は英語で専門科目(英語圏以外では語学研修)、中期は語学研修+インターンシップ、短期は語学研修となります。長期の交換留学プログラムの場合、派遣先での授業料が免除になります。
JSAFプログラム:
- 一般財団法人日本スタディ・アブロード・ファンデーション(JSAF)が提供するプログラムを利用して留学します。
- 半期または1年間、主に英語で専門科目を学習するプログラムです。
認定留学:
- 留学先や斡旋機関の選定、入学手続き、ビザ申請等を、すべて学生自身で行います。
- 留学期間は、半期または1年間です。
- 在学中にどれくらいの期間、留学することができますか?
- 本学では最長2年間の留学が認められており、そのうちの1年間までを在学期間に算入することができます。2年を超える留学期間は休学扱いとなります。費用面や履修状況から半年から1年の留学をする学生が大半となっています。
- 協定留学は倍率が高いのでしょうか?
- 出願者がいない年もあれば、複数名が出願して倍率が数倍となる年もあり、一概には言えません。出願資格のGPAや語学基準が高く設定されている協定校への出願は少ない傾向があるため、できるだけ高いGPA、語学スコアを持っておくことが、学内選考通過の可能性を高めることにつながるでしょう。
留学準備について
- 留学先はどのように選べばよいですか?
- 留学の目的は人によって様々であり、その人自身の目的は誰からも否定されるものではありません。しかし、単純に「海外に行ってみたい」という気持ちでだけでは、留学を実現すること自体が目的となってしまい、せっかく留学制度を利用できたとしても、後々あまり意味あるものが得られなかった、と感じてしまう可能性もあります。語学留学として英語やその他の言語を目標のレベルまで習得することであったり、日本語以外で専門科目を学び、異文化を背景とした考え方を学びながら単位修得をする学部留学をしたりなど、留学が終了した時に何をどのようなレベルまで得たいのか、目的意識を持って留学先や留学制度を選ぶことが重要です。
- 留学するにはどれくらいの語学力が必要ですか?
- 成蹊大学が直接協定を結んでいる英語圏の長期協定留学先への留学では、出願時において、IELTS 5.5以上、TOEFL-iBT 68点以上、TOEFL ITP 520点以上が最低の条件となっています。大学ごとに基準があるため確認をしてください。その他の言語圏に留学する場合については、最低1年から2年以上の学習歴があることを前提にしています。認定留学制度を利用して語学留学をする場合には特に基準がありませんが、大学などの教育機関に留学する場合は、受入先となる各機関が求める語学力を証明する必要があります。日頃からIELTS、TOEFLや各言語の検定試験を受検して、自身の語学力を知っておくことも必要でしょう。また、長期の留学をするということは、現地の文化や常識を受け入れて日常生活をおくるということでもありますので、充実した留学生活がおくれるよう、出発前から現地情報を収集するなど十分な準備を心がけてください。
- いつ頃から留学の準備を始めればいいですか?
- 1ヶ月程度の短期留学であれば半年前~1年前、半年~1年の留学の場合には2年前から準備を始めることをお勧めします。特に中期/長期協定留学の場合は、留学する1年前に学内選考をしますので、その時点で出願基準の語学力やGPAを満たしている必要があります。留学プログラムの決定、語学力の向上に1年程度をかけて準備し、学内出願をする方が多いです。
- 留学の情報はどこで得られますか?
- 例)
- 海外留学ガイド
- 各留学プログラム説明会
- 国際教育センターGLOBAL SQUARE
- 過去の派遣生による留学レポート
- 国際課掲示板
(本館北側) - 国際課窓口
- 外部の留学エージェント
- 各種留学フェア
- 留学情報誌
- TOEFLテスト日本事務局ウェブサイト
- JSAF・IELTSウェブサイト
IELTS・TOEFLテストについて
- 語学能力テストはどんな種類がありますか。
- 代表的な英語能力テストにはIELTS、TOEFL-iBTがあります。
IELTS、TOEFL-iBTともにListening、Reading、Writing、Speakingの4セクションからなり、受験料はおよそ25,000~32,000円です(※2022年1月現在)。
IELTSとTOEFL-iBTの大きな違いは、IELTSは筆記試験またはコンピューター試験から選択でき、Speakingは面接官との口答試験となるのに対して、TOEFL-iBTはWriting, Speakingを含めた全セクションを通して試験会場にあるコンピューターを使用しての受験となる点です。 また、申請書類としてIELTSのスコアのみを認めている大学もあります。留学先大学により、出願時に必要とされる英語能力試験の種類、スコアが定められていますので予め確認をしておくと良いでしょう。
なお、各試験の実施運営団体による試験の説明会を、前・後期に1回ずつ成蹊大学内で行っています。スケジュール等の詳細は国際課ホームページや掲示板にて確認してください。 - TOEFL ITPを利用して留学できますか?
- TOEFL ITP (Institutional Testing Program) は、ペーパー形式の団体向けテストプログラムです。学内での選考時に利用することはできますが、留学先に提出する段階で正式なスコアが求められる場合があります。詳しくは国際教育センターにお問い合わせください。
- IELTSはどこで申込めますか?
- JSAF-IELTS公式テストセンター のホームページから申し込みができます。
- TOEFLテストはどこで申し込めますか?
- 米国ETSのホームページから申込みができます。
申込方法に関しては、TOEFLテスト日本事務局 をご覧ください。
TOEFL ITP (Institutional Testing Program) は本学学生の留学におけるパートナーシップを締結している一般財団法人日本スタディ・アブロード・ファンデーション(JSAF)が実施しており、本学の学生は受験することができます。国際教育センターのホームページから申し込みができます。
TOEFL・IELTS関連について
留学費用・奨学金について
- 留学中の費用負担が心配なのですが、留学中の成蹊大学への納付金はどうなりますか?
また、奨学金などの制度はありますか? - 留学先へ支払う授業料や現地での生活費など、経済的な負担は留学を考えるうえで解決すべき大きな問題です。成蹊大学では、海外留学をする学生の経済面での負担を強力にサポートするため、成蹊大学へ支払う納付金等の減免制度やプログラム費補助金制度を設け、奨学金制度も充実させています。
それぞれ制度についての詳細は留学費用に関する支援・奨学金をご覧ください。