Study Abroad留学

留学費用に関する
支援・奨学金

成蹊独自の奨学金と授業料減免制度で留学を経済的にバックアップ

留学を成功させるためのステップとして、解決すべき大きな問題のひとつと考えられているのが、留学先へ支払う授業料や現地での生活費をはじめとした経済的負担です。成蹊大学では、下記三つの制度を設け、海外留学する学生の経済面での負担を強力にサポートしています。

・授業料減免
・プログラム費補助金
・奨学金制度
それぞれ制度の詳細は以下のとおりです。
2017年9月現在

授業料減免とプログラム費補助金制度

留学制度 協定校 国名 留学先授業料 プログラム費補助金 成蹊大学
納付金
協定留学 長期 エディンバラ大学 イギリス 全額免除 なし 授業料等の
納付金の
3分の2減免
アメリカン大学 アメリカ 全額自己負担 900,000円
ウェスタン・ワシントン大学 全額免除 なし
メンフィス大学 全額免除 ※1
ニューファンドランド・メモリアル大学カナダ 学部への派遣:
全額免除
語学学校への派遣:
全額自己負担
※1
ビクトリア大学 全額免除 なし
モナシュ大学 オーストラリア 全額免除 ※1
マードック大学 全額免除 なし
グリフィス大学 全額免除 ※1
ハイデルベルク大学 ドイツ 全額免除 なし
ボン大学 全額免除 ※1 ※2
サンティアゴ・デ・
コンポステラ大学
スペイン 学部への派遣:
全額免除
語学学校への派遣:
全額自己負担
学部への派遣:
なし
語学学校への派遣:
350,000円
リヨン第三大学 フランス 全額免除 なし
広東外語外貿 中国 全額免除 なし
同済大学 全額免除 なし
復旦大学 全額免除 なし
北京大学 全額自己負担 350,000円
上海交通大学 全額免除 なし
華東政法大学 全額免除 なし
高麗大学 韓国 全額免除 なし
梨花女子大学 全額免除 なし
チェンマイ大学 タイ 全額免除 なし
中期 ダブリンシティ大学 アイルランド 全額自己負担 200,000円
JSAFプログラム※3   全額自己負担 350,000円
  1. 本学が指定する有償のブリッジング・プログラムを協定留学生が受講した場合、350,000円のプログラム費補助金を給付する(対象校:グリフィス大学、モナシュ大学)。なお、ブリッジング・プログラムが無償の場合はこの補助金の対象外とする(メンフィス大学等)
  2. ただしボン大学協定留学生が留学中にゲーテ・インスティテュート(語学学校)でドイツ語コースを受講した場合の授業料は全額自己負担となる。またその場合にはプログラム費補助金として350,000円を上限に実費を給付する。
  3. JSAFを通じ前期は語学留学で認定留学をし、後期に学部留学としてJSAFプログラム切替えが認められた場合もプログラム費補助金として350,000円を給付する。

奨学金制度

成蹊大学外国留学奨学金

注意事項
  • 成蹊国際コース登録者(以下「国際コース生」)と、成蹊国際コースに登録していない一般学生とでは奨学金額が異なります。また、留学先の地域区分(「表1」参照)により奨学金額が異なります。
    なお留学開始年度により奨学金額が異なることはありません。
  • JSAFプログラム切替補助を除き、プログラム費補助金との併給が可能です。

奨学金の種類、応募対象者及び給付額

奨学金 申請時期 人数 一般学生 国際コース生
地域区分 奨学金額 地域区分 奨学金額
長期協定留学
「表2」参照
(ブリッジングプログラム含む)
前期
後期
18名 指定都市及び
500,000円 指定都市及び
800,000円
400,000円 700,000円
300,000円 600,000円
JSAFプログラム 区分なし 500,000円 区分なし 800,000円
認定留学指定都市及び
500,000円 指定都市及び
800,000円
400,000円 700,000円
300,000円 600,000円
中期協定 前期 6名 250,000円 400,000円
後期 6名
短期協定 前期 15名 100,000円
後期 10名
JSAFプレステージ 前期
後期
1名 5,000,000円を上限としてプログラム費の80%
※長期協定留学との併給はありません。
  • 長期協定留学、JSAFプログラム、認定留学、JSAFプレステージによる留学で留学期間が半期の場合、奨学金は半額になります。

表1 地域区分

地域区分 地域
指定都市 アビジャン、アブダビ、クウェート、サンフランシスコ、シンガポール、ジッダ、ジュネーブ、
ニューヨーク、パリ、モスクワ、リヤド、ロサンジェルス、ロンドン、ワシントンD.C.
北米、欧州、中近東(アゼルバイジャン、アルバニア、アルメニア、ウクライナ、ウズベキスタン、エストニア、カザフスタン、キルギス、ジョージア、クロアチア、コソボ、スロバキア、スロベニア、セルビア、タジキスタン、チェコ、トルクメニスタン、ハンガリー、ブルガリア、ベラルーシ、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニア旧ユーゴスラビア共和国、モルドバ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ロシアを除く)
(主な都市)ヴァンクーバー、シアトル、シカゴ、チューリッヒ、フランクフルト、ホノルル、ボストン、マドリッド、ローマ等
指定都市、甲地方、丙地方以外の地域
(主な都市)シドニー、ソウル、バンコク、メルボルン 等
アジア(インドシナ半島(シンガポール、タイ、ミャンマー、マレーシアを含む)、インドネシア、大韓民国、東ティモール、フィリピン、ボルネオ、香港を除く)
(主な都市)上海、台北、北京 等

表2 長期協定留学協定校の地域区分

地域区分 大学
指定都市 アメリカン
エディンバラ、ウェスタン・ワシントン、ニューファンドランド・メモリアル、ビクトリア、
ボン、ハイデルベルク、リヨン第三、サンティアゴ・デ・コンポステラ
マードック、グリフィス、モナシュ、高麗、梨花女子、チェンマイ
北京、復旦、同済、広東外語外貿、上海交通、華東政法
申請資格(申請資格は年度途中において、変更となる場合があります)
  1. 申請期間までに受入先大学から受入許可書が届いており、国際課へ留学願書を提出していること。
  2. 表3の語学基準及びGPA基準を満たしていること。
    ①GPAは、申請日時点で最新の成績証明書に記載されているもの。
    ②各語学試験のスコアは、申請日から遡って2年以内に受験した有効なもの。
  3. 認定留学で英語圏に留学する場合、大学付属等の語学センターへの留学者の申請資格はありません。
  4. 英語圏以外に留学する場合でも、英語で専門科目を履修する場合は英語圏の英語能力試験の基準で審査します。

表3 語学基準およびGPA基準

種類 GPA 英語圏 ドイツ語
技能
検定
試験
実用
フランス語
技能
検定
試験
実用
タイ語
検定
試験
ハングル
能力
検定
試験
スペイン語 中国語
TOEFL
iBT
IELTS TOEFL
ITP
DELE 技能
検定
中国語
検定
HSK
外国留学
奨学金
長期
協定
- 79 6.0 550 3級 3級 3級 3級 B1 3級 3級 4級
認定
短期 - 61 5.0 500 4級 - - 4級 A2 4級 4級 3級
中期 - - - - - - - - -
JSAF
プレステージ
奨学金
学部生 3.5 TOEFL iBT100以上もしくはIELTS7.0以上
(その他注意事項)

他団体から奨学金が給付されている、または給付が予定されている場合には、本学の奨学金の給付がかなわない、あるいは全額の給付が認められない場合があります。また、成蹊大学より給付されている奨学金との併給も認めない場合があります。

成蹊学園三菱留学生奨学金

2007年より「成蹊学園三菱留学生奨学金」を導入。審査の上、120万円(大学)、50万円(高校)を上限として奨学金が給付されます。また、大学について特に優れた留学成果を期待できると認められる者のうち、留学先に応じて費用を算定のうえ、年額最大220万円まで支給されることもあります。

受給者からの留学報告

成蹊学園三菱留学生奨学金の受給者からの留学報告を紹介します。

何にも代えがたい貴重な経験2017年度奨学生 成蹊大学文学部英米文学科 中西雛子さん(英国 エディンバラ大学)

私はスッコトランドとケルトの歴史や文化を専門的に学びたいと考え、イギリスのエディンバラ大学への留学をきめました。
 専門の科目が複数開講されるこちらの大学で現地の学生に交じり授業を受け、更に日常生活のなかでそれらを体感できる環境は、とても恵まれたものだと感じています。学部の勉強が主な目的ではありますが、学術英語やビジネス英語を実践的に学ぶ機会にも恵まれ、日々多くのことに挑戦しながら充実した留学生活を送っています。
 またアシスタントとしての日本語の授業への参加を通し、学習者の視点から日本語や日本の文化を見つめなおす機会もいただきました。成蹊大学で日本語教員養成課程を履修する身として、実際の海外の日本語教育の現場に携われることはとても貴重な経験だと思います。留学先で出会う方々は多様なバックグラウンドを持ち、ただの一個人としてだけでなく、日本人として、あるいは外国人という社会の中でのある種のマイノリティとしての立場は、いつも多くの刺激と発見に溢れています。
 留学をするまで、そして渡航後の今でも、私は多くの人に支えられてきました。しかしこちらでは私が何もしないままに誰かが手を差し伸べて、導いてくれることはありません。情報を集め、意思表示をし、そして行動することも、すべて自分自身で決断し始める必要があります。すべての選択が自己責任である一方、自立して行動に移し、目標を達成する繰り返しは私の中の価値観を一新させ、新たな選択肢を生み出すと同時に大きな達成感を味わわせてくれます。
この留学生活は何にも代えがたい貴重な経験です。ここで知ったことを糧とし活かしながら、留学生活で培った多角的な視野と考えを持ち、より社会で活躍できる人材を目指して精進していけたらと思います。

※2019年4月から「英語英米文学科」に学科名称変更。

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『二兎を追って二兎を得る』2016年度奨学生 成蹊高等学校 久世眞由美さん(米国 チョート・ローズマリー・ホール高校)

私は2016年9月から、アメリカのコネチカット州にある、チョート・ローズマリー・ホールという全寮制の高校に留学しています。チョート校には、4th form(日本でいう中学3年生)から6th form(高校3年生)まで、全部で860人ほどの生徒が在籍しています。
 私は英語力もネイティブスピーカーと比べるとまだまだの状態だったので、渡米前は日々不安を募らせていました。4th formからの編入生として入学したので、友達ができるかなという心配もありました。
 ただ、入学してしばらくすると、心配の多くは杞憂だったということが分かりました。チョートは全寮制の学校ということもあり、先生が勉強面での相談はもちろん、友達関係やホームシックになった時まで、どんなに小さなことでも親身になって話を聞いてくださりありがたいです。英語力などでは他の生徒に遅れをとっていても、何とか追いつきたい、学びたいという意欲を見せれば必ず勉強にもついていけます。
 授業は、現在は英語、物理、代数、世界史、そして第二外国語としてフランス語を受講しています。どの授業でも積極的な発言が求められ、ディスカッションやプレゼンテーションをする機会も多いです。外から知識を吸収するだけではなく自分の言葉で表現することが多いのが、日本の教育の印象との大きな違いだと感じます。どちらが良いとは一概には言えませんが、新鮮な体験を毎日させていただいており楽しいです。
渡米から5ヶ月が過ぎ、感じることは、留学は英語力を身につけるためだけにするものではないということです。私の場合、留学目的として当初は英語を不自由なく話せるようになりたい、という気持ちが大きかったのですが、全く新しい環境と文化の中で生活するうちに自分の性格がより積極的になり、新しいことを始めることや人との出会いを楽しめるようになったと感じます。感謝祭休暇の時に、先生のお宅に初めてのホームステイさせていただいた時にも、本当に多くのことを学び、成長しました。アメリカの学校生活は、授業を選ぶところから課外活動まで、常に取捨選択の連続であるため、決断力も鍛えられます。
 今後の目標は、もう三分の一が過ぎようとしている留学生活を精一杯、有意義なものにすることです。貴重な留学生活、興味のあること全てに挑戦して、一方で友達との時間も大切にし、忙しさを楽しめるような、『二兎を追って二兎を得る』生き方を目指したいです。
 これまで本当にたくさんの方々にお世話になって、ここで学ぶことができています。感謝の気持ちを忘れず、恩返しの意味も込めてここでの経験を社会に還元していきたいと思います。

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挑戦と発見に溢れる留学生活2015年度奨学生 成蹊高等学校 町田 天音さん(米国 セントポールズ高校)

 留学して半年、言葉の壁、人との関わり方などに悩んだり、客観的な「日本」の捉えられ方を知れたりと挑戦と発見に溢れる毎日です。私はChiorの一員としてミサの際にはチャペルで歌います。寮では三人部屋に住み、音楽の聴き方、日常のちょっとした習慣など文化の違いを体感しています。
 その中で日本との違いを私が最も感じるのはパソコン、インターネットの使い方です。こちらでは、宿題や連絡事項がサイトやメールで伝えられ、口頭は伝えられないのが日常茶飯事で、サイトにアップされたビデオ授業視聴等が宿題になることもあります。そのため生徒は毎日「キャンバス」という連絡サイトをチェックします。これにより自主性が養われると思います。また、物理の実験ではデータ計測から計算、レポート作成まで全てをパソコン上で行いオンライン提出。フランス語の単語もサイトに載せられ、オンラインで問題練習を行います。数学ではパソコンは使いませんが高機能計算機を使い、より複雑な数字を使った問題を解きます。
 これらは次々と生まれる便利な機能の使い方を鍛え、今後の社会で技術を最大限生かせる人間を育てる学習法と言えるでしょう。しかし、私はまだこの形式に戸惑いを感じています。計算や単語の暗記などは、手書きの方が私にとっては容易で効果的だからです。明るい画面の見過ぎで目が疲れ、画面が見られず宿題をできないことも少なくありません。成蹊では、パソコンの長時間使用は体に悪い、と授業で習っていました。パソコンを一度も開かないで暮らせる日々が恋しくなることもあり、頭と紙とペンでの学び方の方が私の性に合っているとも感じます。
 今後、学びの場への技術の取り込み方の違いを受け入れながら、より有効で能率的な学習法を模索していきたいです。

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ボーディングスクールでの生活2014年度奨学生 成蹊高等学校 島村 悠太郎さん(米国 セントポールズ高校)

僕は2014年9月からアメリカのセントポールズ高校に留学しています。高校1年生(4th form)として日本とは違う環境の中で充実した生活を送っています。現在はHumanities,数学、化学、中国語、音楽の五つの授業をとり、スポーツはノルディックスキーをしています。Humanitiesというクラスはディスカッションがメインでアメリカの歴史から詩、文学まで幅広くそして深く考えさせられる授業です。僕にとって最も難しいと感じる授業であり、また興味深い授業でもあります。勉学、スポーツ、音楽またその他のクラブ等、盛りだくさんの毎日です。
セントポールズ高校が全生徒、先生がキャンパス内に住んでいるボーディングスクールであることも僕に合っていると感じています。その理由の一つが"人"です。現在、Warrenという30人ほどの寮に住んでいて、時には助け合いながら毎日を過ごす仲間はかけがえのない存在です。寮の先生も相談に乗ってくださるので大変安心した生活を送れています。また、世界各国から様々な背景をもって、違った経験をした生徒、先生が集まっているので、話を聞くだけでも驚くことが多々あります。そのため、学校生活を通じて多方面から刺激を受けることは自分の成長につながっていると思います。一方で、日本のことも知ってもらおうと、キング牧師の生誕をお祝いするイベントで、MLKというワークショップを行い、僕は茶道を通じて日本文化を紹介しました。
セントポールズ高校に来てから、非常に濃く充実した毎日を過ごすことができています。今後も僕のことを支えてくださっている方々への感謝の気持ちを持ちながら、与えられたチャンスを生かし、さらに充実した高校生活にしようと思います。

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勉強にも課外活動にも力を入れる日々2013年度奨学生 成蹊高等学校 荒木 萌衣さん(米国 セントポールズ高校)

私は本奨学金制度を受給し、2013年9月よりニューハンプシャー州に位置するセントポールズ高校に留学し、現在はSenior (高校三年生)として高校最後の年を満喫しています。昨年度は新入生として学校の環境に慣れたり、多くの先生や生徒と知り合ったりと多忙な中、勉強面でも様々な事を学びました。中でもHumanitiesという授業で広島原爆について学んだことが強く印象に残っています。広島原爆投下を採決したAtomic Bomb Conferenceという会議を実際に生徒たちで開いてみようという内容で、それぞれ与えられた役について調べ上げ最終的にはPosition Paperというものを書いて、それを擬似会議で発表するというものでした。全員が発表後、あくまでも自分の役に沿って議論を行い、最終的に全体として原爆投下をするか否か多数決で決めるという形で締めくくりました。私はこの授業を通して広い視野を持って学ぶことの大切さ、論理的な思考を持つ大切さ、そして何より今日ではこのような留学制度ができるまでに回復した日米の関係へのありがたみを身にもって感じました。4月には、授業で学んだことを生かして子供でも読めるような絵本を作り、近所の小学生に読み聞かせを通して広島原発の真実、平和を築くことの大切さを伝える"The Story of Hiroshima"というプロジェクトを計画しています。
また、勉強面以外ではバスケットボール、McAuliffe Language School(日本語を子供たちに教えるボランティア)、オーケストラ、Diversity Committee、Library Prefectなど様々な課外活動を楽しんでいます。1月にMartin Luther King Jr.生誕祭のイベントとして剣道体験教室も行いました。
あと数ヶ月で卒業となりますが、このような充実した高校生活を最後まで楽しみ、大学でも続けていきたいと思っています。

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