経済学部のリアル
授業紹介

実践ゼミナールB


実地での学び

フィールドワーク/プロジェクト

FIELD

持続可能な地域づくりのために

「実践ゼミナールB」では、各地の地域経済社会づくりのために活躍されている実務家の方々を講師として迎え、ローカルな経済・社会とつながる、さまざまな取り組みを行っています。

このクラスでは、受講者一同で北海道の帯広市とその周辺地域へと向かい、アグリツーリズムの現場、酪農の現場、起業家支援の現場、六次産業化など資源の地域内循環を高めようとする現場といったさまざまな「現場」を訪問し、これらの担い手の方々からお話しを伺うなかで、課題を発見し、持続可能な地域経済づくりの方策について議論します。

ローカルSDGsの意義

2030年を目標年次としたSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みが社会のさまざまな場所で議論されています。そのためには、グローバルな理解、グローバルな取り組みが重要なことは言うまでもありませんが、なかなか私たちの身体感覚では理解し難い部分もあります。一方で、私たちが日々働き、日々暮らす、身のまわりの地域への眼差しというものがもっと重要視されてもよいのではないでしょうか。まずは、身のまわりの生活地域の課題に目を向けて、それが持続可能であるためにはどうしたらよいのか。このようなところを踏まえて、視野をグローバルに広げられることが私たちが地球市民であるための第一歩です。

これからの社会を担う貴重な人材に

「社会を担う」というと大げさに聞こえるかも知れません。しかし、現地研修を通じて、企業の方々、行政の方々、NPO等の方々のお話を伺っていると、たとえローカルであっても、その社会を担う人たちがいかに光り輝いているのか、いかに尊い存在であるかが見えてくるはずです。皆さんの将来づくり、そして将来の社会づくりのための、何らかのきっかけになればと思っています。