News & Topics

News & Topics

経済学部現代経済学科の「実践ゼミナールB」の授業紹介

2023年07月18日

教育・研究

「実践ゼミナール」は、経済学部現代経済学科の特徴あるプロジェクト型授業で、各クラスそれぞれユニークな取り組みを行っています。今年度も授業の様子をご紹介します。

6月3日と4日の両日、堀田誉講師(株式会社Co-lab共同代表、本学非常勤講師)の担当するクラスの現地研修が茨城県つくば市・かすみがうら市において実施され、また、その成果の最終発表会が7月11日に開催されました。同クラスは、つくば地域を事例にして、新しい観光ビジネスの創出を通じて、いかに集落再生や中心市街地の再生を導くかについて考えていく授業です。

初日の3日には、国土地理院と、茨城県南・県西地域で着地型旅行会社を手がける株式会社ラール・アワー、かすみがうら市歩崎地区で地域拠点の整備に取り組む株式会社かすみがうら未来づくりカンパニーを訪問し、お話しを伺いました。株式会社ラール・アワーは代表取締役ご自身で県内の潜在的な地域資源を発見し旅行商品の開発に結びつけています。株式会社かすみがうら未来づくりカンパニーも、その土地の地域資源を最大限に活用したサイクリングプログラム、飲食・土産物の提供、古民家ゲストハウス運営などを手がけています。

翌日4日には主に筑波山エリアを対象にしました。筑波山神社の門前町や御幸ヶ原の店舗群を視察するとともに、同エリアの新しい顔であるBASE877に訪問し、事業者よりお話しを伺いました。その後、宇宙航空研究開発機構(JAXA)を訪問した後、つくばセンタービルのコワーキングスペースco-enにて地域資源を活用した地域づくりについての意見を出し合って、解散となりました。

7月11日の最終発表会では、現地研修を踏まえて、地域資源を活用した様々なビジネスプランが提案されました。