【2023年度 後期公開講座】
<第3回>
10月7日(土)10:30~12:00
会場:成蹊大学6号館401教室
ひとつの地球と80億の人々—現代市民に求められる道徳哲学—
講演者:岩城 志紀 経済学部
ひとつの地球。そこには豊かに暮らせる人々と貧困を強いられる人々がいます。また、地球の許容量を超えるほどの経済活動が一因で、気候変動のような環境悪化も起きています。これらの問題について、誰が、なぜ、そして何をすべきなのでしょうか。これは、地球というひとつの空間を共有する私たち人類に投げかけられている、新たな道徳的疑問です。この講義では、現代の社会哲学者の発想を土台に、こうした疑問について考えます。
<第4回>
10月14日(土)10:30~12:00
会場:成蹊大学6号館401教室
シェイクスピアとペスト
講演者:塚田 雄一 文学部
『ロミオとジュリエット』や『ハムレット』などの作品で知られる劇作家シェイクスピアはペストの流行するロンドンで創作活動を行っていました。16〜17世紀のロンドンで猛威を振るったペストは当時の社会や人々の生活に大きな影響を与えたのみならず、シェイクスピアの作品にもその痕跡を残しています。本講演では、ペスト禍に活躍した劇作家であるシェイクスピアの作品とペストの関係について講じます。
講演者:高瀬 将道 理工学部
200歳程の若い幾何学、トポロジーを表すオノマトペは「ぐにゃぐにゃ」と「ぴょんぴょん」かなと思う。前者は連続的な変形で重なる図形が全て同一視されること、小学校で学んだ三角形や四角形が皆同じ図形になることを表す。後者は次元間の往来の自在さ、4次元や7次元の図形達が平等に研究されることを表す。主にぐにゃぐにゃの方の紹介により、人間くさい数学の片鱗を伝えたい(ぴょんぴょんは火星人くさいかもしれない)。
<第6回>
11月25日(土)10:30~12:00
会場:成蹊大学6号館401教室
スペイン語をめぐる冒険
講演者:鈴木 恵美子 経営学部
スペイン語は、21の国と地域で約4億人の人々によって話されています。その成立から大航海時代を経て世界へと広がっていく中で、どのように変化し、現在どのような状況に置かれているか、おもにスペインとメキシコを例にとってお話します。背景にある文化にも触れながら、時間と空間の壮大な広がりを少しでも感じていただければ幸いです。
【各回事前申込制・受講無料】
参加には事前のお申込みが必要となります。
講座は各回で完結しますので、ご希望の回だけの受講もできます。
申込開始:9月11日(月)10:00から ※各回定員250名先着順
申込締切:各回開催日の7日前の17時まで。
ただし、定員に達し次第締め切らせていただきます。
参加をご希望の方は、以下のお申込みフォームを開き、必要事項をご入力のうえ、送信してください。
◆お申込みの方はこちら※9月11日(月)10時より申込フォームの入力が可能となります。
※お申込みが完了した方にはお申込み完了メールが送信されます。
※メールが届かない場合は、迷惑メールとしての扱いになっていないかご確認いただき、受信できていない場合は、成蹊大学学長室総合企画課までメール又はお電話でご連絡ください。
※なお、お申込み後に当方からお送りするメールの送信者名は「kikaku2203」と表示されます。
※本学キャンパスでの対面形式での実施です。ただし、今後の新型コロナウイルス感染症の状況により、実施方法等を変更する可能性があります。変更となる場合は、大学Webサイトにて、決定次第、お知らせいたします。
※講座が中止の場合、大学Webサイトにてお知らせいたします。
※2023年度の本学公開講座は武蔵野地域自由大学のポイント付与対象講座です。年間6回のうち4回以上参加された方には0.5ポイント付与されます。