成蹊学園について

学校法人成蹊学園行動規範

行動規範

この行動規範は、成蹊学園の諸活動のあらゆる場面において、役員及び教職員が心得ておくべき判断や行動の基準・指針として定めるものです。100年の伝統を持つ成蹊学園が、これからも社会から評価される学園であるために、以下のとおり、建学の精神に基づく行動規範を定めます。

  1. "師弟の心の共鳴"を教育・人材育成の根幹に据え、一人ひとりの個性を見極め、本人が自発的にそれを伸ばしていけるように導くことに情熱を注ぎます。
  2. 慣習や前例に捉われることなく、個性ある教育機関を志す開拓精神をもって、常に将来を見据えた独創的な試みに挑戦します。
  3. 学園全体の発展と社会への貢献という大局的な視点に立ち、各組織間および保護者(保証人)、卒業生、地域社会、産業界等と積極的に連携します。
  4. 教育に携わる者として自らの品性を磨くとともに、役員・教員・職員はそれぞれ対等な立場でお互いの役割を尊重し、協働します。
  5. 自奮自発の精神のもと自己鍛錬に励み、各自に与えられた役割に応じて自ら率先して範を示すべく、それぞれの知識や技能、精神力の向上に努めます。

ガイドライン
このガイドラインは、行動規範を実践するに当たり、一人ひとりが教育に従事する者として遵守すべき倫理観や行動のあり方を示したものです。

  1. 法令等を遵守し、公序良俗に反するような行為を厳に慎むとともに、本学園の方針、諸規則等を誠実に守り、職場秩序の保持に努めます。
  2. 建学の精神、教育目標の実現に向けて高い倫理観を持って教育研究・管理運営を行い、児童・生徒・学生の人格の陶冶を図るとともに、社会から求められる人材の育成に取り組みます。
  3. 児童・生徒・学生・教職員をはじめとした全ての者の人格・人権を尊重し、いかなる差別、ハラスメントを行わず、安全で健康的な学習環境・職場環境を保持するよう努めます。
  4. 常に社会への貢献や連携を考え、地域に開かれた学園づくりを行います。教育研究成果を積極的に社会に還元し、生涯に亘って学習できる環境づくりに努めます。
  5. 社会的責任を果たしていくためにも環境問題を重要な課題の一つとして認識し、持続可能な社会システムの構築に寄与するよう、積極的に環境保全・資源保護に取り組みます。
  6. 資産及び外部資金を適正に管理し、正当な業務目的のために使用します。取引先の選定に当たっては、合理的かつ公正に行い、自己の立場を利用した取引は行いません。
  7. 個人情報など守秘義務を伴う情報を適切に保存・管理します。一方、社会に対して教育研究活動状況や財務状況等の情報を適宜適切に開示することにより、本学園に対する信頼の確保と理解の促進に努めます。
  8. 人の命や心身の健康及び学園の永続的な発展を阻害するあらゆるリスクの発生を、できる限り未然に防ぐことに努めるとともに、リスクが顕在化した場合には、迅速かつ適切に対応します。