成蹊教育基本理念

理事長メッセージ

~伝統とともに新時代の教育を実現~

成蹊学園理事長 佃 和夫

成蹊学園の歴史は、1912年、創立者である中村春二先生が、中学時代の親友であった岩崎小弥太氏と今村繁三氏の協力を得て、池袋の地に学園の前身である「成蹊実務学校」を開校したことに始まります。以来、学園は「桃李不言下自成蹊」の姿を理想とし、「個性の尊重」「品性の陶冶」「勤労の実践」という建学以来の教育理念を継承しつつ、小学校、中学校、高等学校、大学、大学院を設置する総合学園として、国内外で活躍する数多くの有為な人材を社会に送り出し、発展を遂げてまいりました。

グローバル化が進み、変化が激しく混沌とした現在、大学をはじめ学校教育に対する社会からの要請は益々高まっています。私立学校は、独自の建学の理念をもとに、特色ある教育を時代に即して実践することにより、他校との差別化を図り、社会から高い評価と信頼を得る存在でなければなりません。

成蹊学園は2012年に創立100周年を迎えましたが、その歴史と伝統に甘んじることなく、次の100年に向け、努力を続けています。2013年4月には2018年度までの6年間を達成期間とする中期重点目標を策定し、グローバル化の推進、教育・研究の質の向上、産業界・地域との連携とこれらを支える組織・経営基盤の強化という4つの施策を柱に、それぞれの分野で様々な教育改革への取組みを進めてまいりました。そして2019年度からは、学園目標を「未来を切り拓く蹊(こみち)を成す」と定め、第1次中期計画の成果および課題を踏まえたうえで、さらに2022年度までの4年間を達成期間とした第2 次中期計画を策定し、各学校・法人が一丸となって、目標達成とさらなる進化を目指します。

私どもは、確かな教養と豊かな人間性を兼ね備え、社会の発展のために献身的に貢献できる人材を育成することこそが、学園の建学の本旨であり、これからの時代においてはさらに強く求められるミッションであると認識しています。そして、今後も建学の精神を柱に、時代のニーズにあった教育改革を迅速に断行してまいります。皆さまには、今後ともより一層のご理解とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。