学科・大学院

機械システム専攻 Q&A

Q. この専攻ではどんなことが学べるのでしょうか?

A: 機械システム専攻では、熱・エネルギー、流体工学、材料工学、振動・音響工学、ものづくり、生産システム、知能機械、人間工学、モデルベース設計、CAD/CAM/CAEのキーワードに関連する授業が準備されており、AIやICT等のデータ駆動型社会で役立つ基礎知識も含めて、次世代を担う技術者に必要な知識と技術を学ぶことができます。基礎から応用までバランスよく学び、開発対象となる機械や製品などをシステムとして捉えて総合的な視野から判断してデザイン(問題解決)する能力が養われます。また、複数の授業を組み合わせて学ぶことで視野を広げ、対応力のある考え方を身に付けられます。さらに、ものづくりの醍醐味が味わえることも特徴の一つです。

Q. この専攻の必修科目にはどのようなものがありますか?

A: 機械システム専攻では、機械や製品などのシステムをデザイン(設計)するために必要となる高い問題解決能力を発展・応用科目で学ぶための基礎として、力学系の必修科目として「機械力学Ⅰ」、「材料力学Ⅰ」、「流体力学Ⅰ」を学び、ものづくりの必修科目として、「インダストリアル・エンジニアリング」、「CAD/CAMⅠ」を学びます。また、「人間工学」も必修基礎科目として準備されています。さらに、「機械工学実験」、「PBLⅠ」、「PBLⅡ」を通して実践的な実験・実習に取り組むことで、授業で得た知識を定着・活用することができます。加えて「コンピュータ基礎」、「プログラミング基礎」というICT基礎科目を通して、ITリテラシについても学びます。

Q. この専攻では将来どんな進路が考えられますか?

A: 機械システム専攻で学ぶことのできる知識は幅広い分野で求められているため、卒業生は自動車・輸送機関連/鉄道関連/建築関連/空調設備関連/環境設備・機器関連/システムエンジニア/ファクトリーオートメーション関連/産業機器関連/製造機器関連、民生用機器開発関連/ソフトウェア開発等の様々な業種で活躍しています。さらに高度な専門知識と豊かな国際性を身に付けるために、大学院へ進学することもできます。