学科・大学院

機械システム専攻 Q&A

Q. この専攻ではどんなことが学べるのでしょうか?

A: 現代的な機械システムの専門知識を身に付けるために、機械・人間・ITの3分野を中心とした授業が用意されています。現代では、例えば自動車ひとつとっても、従来の機械の知識だけで作り上げることは不可能です。使い勝手や快適性などを実現するために人間系の知識が、自動運転などを実現するためにセンサや人工知能などIT系の知識が必要になります。機械システム専攻ではこうした知識を基礎から応用までバランスよく学び、機械をシステムとして捉え、総合的な視点からデザインする能力が養えるようにカリキュラムが構成されています。また、生命科学・経営科学などの特別プログラムも用意され、自らの興味に応じて知識の幅を広げることもできます。

Q. この専攻の必修科目にはどのようなものがありますか?

A: 機械系の必修科目には「機械力学Ⅰ」、「材料力学Ⅰ」、「流体力学Ⅰ」があります。人間系の必修科目には「人間工学」、「インダストリアル・エンジニアリング」があります。IT系の必修科目には「コンピュータ基礎」、「プログラミング基礎」、「CAD/CAMⅠ」があります。さらに、実験やプロジェクト実習を行う必修科目として「機械工学実験」、「PBLⅠ」、「PBLⅡ」があります。

Q. この専攻では将来どんな進路が考えられますか?

A: 機械・人間・ITの3分野をバランスよく学んだ人材は幅広い分野で求められています。卒業生の就職率は高く、自動車・輸送機関連/鉄道関連/建築関連/空調設備関連/環境設備・機器関連/システムエンジニア/ファクトリオートメーション関連/産業機器関連/製造機器関連/民生用機器開発関連/ソフトウェア開発等の様々な業種で活躍しています。大学院を修了すると、将来の安定した一流企業に就職する割合が高くなります。