1年生 夏の学校
1年生は、7月9日(水)から2泊3日の日程で、成蹊学園箱根寮にて夏の学校を行いました。好天にも恵まれ、豊かな自然に包まれながら、充実した時間を過ごすことができました。入学して間もない時期に、親元を離れての宿泊行事は、1年生にとって、決して容易なものではなかったと思います。それでも、仲間と喜びや困難を分かち合いながら過ごした3日間は、心に深く残る貴重な経験となったことと思います。
【1日目】
1年生にとって、初めての夏の学校が始まりました。箱根寮に到着し、開校式を終えた後は、東京ドーム4個分を超える広さをもつ箱根寮の、見渡す限りの芝生が広がる「乗風台」で、思い切り体を動かしました。友達と一緒に走り回るうちに、緊張もとけ、笑顔も増えていったように思います。眺めのよい食堂で美味しい夕食をいただき、夜は寮内のBBQ場で、キャンプファイアーを囲みながら、歌や踊りを楽しみました。
【2日目】
朝の澄んだ空気の中、乗風台で朝礼を行い、今日は遠足へ出かけました。箱根園まで歩き、ロープウェイで駒ヶ岳の山頂へ。壮大な景色に、しばらく言葉も忘れるほどでした。山頂からは、箱根寮を見つけることもできました。芦ノ湖では、双胴船や海賊船に乗って、湖上をめぐる特別な時間を過ごしました。夜のレクリエーションでは、クラスの仲間と笑い合いながら、自然と心の距離も近づいていったように思います。
【3日目】
いよいよ最終日です。荷物をまとめ、感謝の気持ちを込めて部屋の掃除を行いました。閉校式では、お世話になった方々にしっかりとお礼を伝えました。初めての夏の学校に不安を抱えていた児童も多かったことと思います。それでも、帰京が近づくにつれ、箱根寮を後にするのが寂しいと感じている様子があちこちに見られました。さまざまな経験を重ねる中で、仲間との心のつながりも、さらに深まった3日間でした。








