日々の様子

できごと

「佐々木大地七段との指導対局会」

 14日(金)のクラブ活動日。将棋部の児童がいつもより少し緊張した面持ちで盤に向かっています。それもそのはず、この日はプロ棋士の佐々木大地先生をお招きしての指導対局会だからです。佐々木先生は、あの藤井聡太六冠の持つタイトルにも既に2度挑戦経験のあるトッププロの一人。その先生が、普段指導に来てくれている成蹊大学囲碁将棋部の部長さんとお知り合いという縁で、今回の会を催すことになりました。

 指導対局が始まると、静かな教室に駒音だけが鳴り響く、とてもよい緊張感に包まれた学びの時間になりました。先生は、駒の持ち方や指し方などの所作一つとっても美しく、また6面指しにも関わらず、対局が終わった所から即座に盤面をポイントの局面まで戻し、丁寧なアドバイスをくださるなど、流石の一言でした。

 「詰将棋や棋譜並べなど、毎日継続することが必ず上達につながる」との言葉をいただき、将棋部員にとって今後の励みにつながる時間になりました。先生は勿論、今回の話をつないでくださった部長さん並びにそのご両親に感謝申し上げます。