成蹊学園について

決算2014年度

学校法人成蹊学園の2014年度決算は、学園監事及び監査法人の監査を受け、5月28日の理事会・評議員会において、確定いたしました。

学園の経営状態を示す消費収支計算では、帰属収入が予算と比較して2億4200万円増加いたしました。これは、主に補助金、納付金の増加があったことによるものです。消費収入合計は、基本金組入額を差し引いて140億9200万円になり、予算を9億7800万円上回りました。

一方、人件費や教育研究経費などの消費支出は予算より6億4100万円多く、合計は149億7500万円となりました。なお、予備費2億3000万円を人件費、教育研究経費・管理経費予算に充当しています。

この結果、消費収支差額は8億8300万円の消費支出超過となりました。繰越消費収支差額は、前年度から繰越された1億7500万円の支出超過額に今年度の支出超過額を加え基本金取崩額41百万円を差引いた結果、10億1700万円の支出超過となりました。

なお、昨年度決算と比較しますと、収入では、補助金が3億2800万円、事業収入が3600万円、雑収入が1億4200万円増加し、納付金が1億1300万円、手数料が5700万円、寄付金が3700万円、資産運用収入が1300万円、資産売却差額が1800万円減少し、基本金組入額が8億8000万円減少したため、消費収入は11億4900万円増加しました。一方、消費支出は、人件費が2億6200万円、教育研究経費が7億6700万円、管理経費が1億4200万円、資産処分差額が1億1300万円増加したことから、合計で12億8700万円の増加となりました。

次に、学園全体の資金の動きを示す資金収支計算では、資金収入の合計が予算と比較して6億6000万円ほど上回り312億6600万円となりました。一方、人件費、教育研究・管理経費などの支出は、予算を4100万円ほど上回り、222億200万円となりました。従いまして、次年度への繰越支払資金は、予算より6億1900万円増加し、90億6400万円となりました。

以上の収支計算書等については以下をご覧下さい。