英語一貫教育
- 小学校
- 中学校
- 高等学校
- 大学
各校英語カリキュラム
学校間相互教員授業参観
- 国際教育センター
留学・インターンシップ・
海外体験学習サポート
国際交流賞
国際交流会館(国際寮)
英語学習奨励金
協定留学生ほかとの交流機会
英語一貫教育の取り組み
成蹊学園では、国際教育センターを中心に、小中高大の教員が各校の英語教育のカリキュラムについての情報交換、課題の共有を行い、各校の目安となる英語力の到達目標をCEFR-J(ヨーロッパ共通参照枠の日本版)を基準に設置しました。また、現場に適した英語教育のカリキュラムを組みながら、教育理念を同じくする学園の共通の取り組みとして、各校とも多読(小学校は絵本の課外活動)を長年続けています。他にも、Teaching Assistantの受け入れ、オンライン英会話のパイロット導入等、学園全体で実施される活動についても協働で取り組んでいます。留学や新たな取り組みを導入する際にも学校間の情報共有を役立てています。
基づく目標
成蹊学園ではCEFR-J(ヨーロッパ共通参照枠を日本の英語教育の現状に合わせてCEFRの6段階をより細分化したもの)を指標として成蹊英語教育の成果を検証してきました。各校で実施している客観テストの結果に基づき、以下のように各校の到達目標を目安として定めています。
導入
英語力は年々多様化しています。習熟度別の授業を提供し、教育効果を高める一環として各校とも客観テストを導入しています。なお、各校に適した客観テストを導入していますが、結果は統一基準(CEFR-J)に当てはめてその到達目標を参照しながら、クラス編成や学習成果の検証に活かしています。
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小学校
英検IBA
6年生が受検
平均点753点(2020年度)
リスニング3級(2020年度)
リーディング3級レベル(2020年度) -
中学校・高等学校
GTEC
中1~高2を対象に年1回実施。
レベルは学年の習熟度に合わせて選択。 -
大学
大学
TOEIC-IP
(オンライン)入学時と1年次、2年次12月に受検。
就職・進路選択を見据え客観テストによる英語力把握を行っています。
TA制度

小学校の英語の授業に、大学生をTA(Teaching Assistant)として採用し、学修をサポートしています。小学校の教育効果をより一層高めるとともに、大学生が教育実践の場を経験する貴重な機会を提供しています。
2019年度よりイギリスの名門大学より、Teaching Assistantを受け入れています。約1か月間、成蹊小学校から、中学校、高校、大学まで、幅広い教育現場で英語学習および異文化交流の活動に参加します。
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小学校
ゲストスピーカーとして、またCLIL(内容言語統合型学習)の授業者として活動。
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中学校・高等学校
授業や課外活動のサポートをしたり、国際交流の機会拡充の一助となっています。
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大学
ゲストスピーカーとして授業に参加したり、留学準備講座に参加したりします。
成蹊では、2004年度より多読による英語学習を行っています。小中高大の教員が情報交換や連携を行い多読に関する理解を深め、それぞれの現場に合った素材・授業(もしくは課外活動)を提供しています。
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Let's Read
小学校では絵本を読む課外活動を放課後に実施しています。
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多読図書貸し出し
専用カートに生徒が自由に借りられる多読図書が多数用意してあります。
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多読授業
大学では、1年次の授業で全員が多読の学習方法を学びます。また多読に取り組む選択授業も設けられています。
英会話
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2020年度から、成蹊大学では新グローバル教育課程EAGLEにて、英語力強化の一環としてオンライン英会話を必修科目に導入しています。小学校・中学校・高校でも、2020年度に一部で試験的導入を行いました。その結果、オンライン英会話に対する関心が高いことが確認され、2021年度からは学園全体で希望者が受講できる枠組みを整えました。
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小学校・中学校高等学校
2021年度より希望制導入
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大学EAGLE
1年次の必修科目
(Intensive English I, II) -
大学一般
2021年度より希望制導入
オンライン英会話では、予約をすれば毎日25分マンツーマンのレッスンが受けられるサービスを導入します。世界各国の講師と多様なレベルの教材が用意されており、小中高大で利用可能となります。英語を「使う」機会、さらに異文化理解を深める機会を拡大します。また共通のサービスを使うことによって、具体的な対話や多方面からのフィードバックを得て、今後の英語教育に活かしていきます。