成蹊学園では、小学校・中学校・高等学校・大学がワンキャンパスの中で活動する歴史と利点を活かした一貫教育(学校間連携)の取り組みとして、好奇心でつながる『成蹊オープン・ゼミ』を2015年度から実施しています。
『成蹊オープン・ゼミ』の取り組みの一つである、成蹊中学の3年生が成蹊大学のゼミ・研究室を体験する『中学3年生×大学ゼミ体験』が行われました。中学生たちは、7つのゼミ・研究室から1つを選んで、3~4回にわたり授業を受けたり、実験を行ったりすることで、最先端の科学技術や学問などに触れ、より深い学びにつなげることができました。
参加した生徒からは、「話し合ったときに自分とは異なる意見がたくさんでてくるのが新鮮だった。自分が考えもしなかった意見の人や、自分が気付かなかった疑問を持っている人もいて、驚くことも多かった。」「普段の授業と違って、正解・不正解、暗記ではなく、疑問を追及していくのが面白かった。」「内容は知らない単語ばかりで難しいところもあったけど、学べたことが多くて、へぇー!と思えたことがたくさんあってよかった。」「大学での研究、それを学んでいる人を知り、これから自分は何をしたいのかを決める時に参考になると感じた。」などの感想が寄せられました。
写真上段左より「経済データ分析を体験する」「政治のリテラシー」「家族を社会学する」
写真中段左より、「遺伝子の操作「クローニング」体験」「身近な簡単そうで難しい問題に挑む」「自分でつくる小さな世界」
写真下段、「音声学を通して「音」について考えてみよう」