NEWS & TOPICS

吉祥寺今昔写真館と成蹊学園が地域映像アーカイブ協定を締結いたしました【2018年12月6日(木)】

学園史料館において現在開催中の特別企画展「吉祥寺と成蹊の100年~写真と古地図で振り返るその歩み~」では、吉祥寺と成蹊学園が共に歩んで来た100年の歴史を振り返る中で、吉祥寺の古い街並みを写した写真を多数展示しています。その写真の多くは、吉祥寺今昔写真館委員会(会長:目黒 實氏)が保有されているものです。吉祥寺今昔写真館委員会は、2009年の設立以来、昔の吉祥寺の姿を収めた写真の収集と整理を進め、その成果を展覧会や写真集で公表されるなど、さまざまな民間・公共団体と連携しながら活動を展開されています。

2016年に開講された成蹊大学文学部「コミュニティ演習」の授業では、吉祥寺今昔写真館委員会の全面的協力を得て、アマチュアカメラマンであった故石川正一さんの残した2冊のアルバムに収められた写真の撮影時期と撮影場所を特定する作業がおこなわれました。 そして、現在史料館にて開催中の特別企画展にご協力いただいたことを契機に、吉祥寺今昔写真館委員会と成蹊学園で地域映像アーカイブ協定を締結することとなり、その協定調印式が、吉祥寺今昔写真館委員会が編纂に関わられた『吉祥寺今昔写真集』の出版を記念して「吉祥寺今昔写真展」(12月6日~11日)の開催されたことに合わせ、12月6日(木)に武蔵野市立吉祥寺美術館にて執り行われました。

今後は吉祥寺今昔写真館委員会と成蹊学園が相互に協力し、両者で保有する地域映像を公共的文化遺産としてさらに役立てるべく、互いに協力しながら地域映像アーカイブの整備と利用を促進していきます。

この協定調印式の様子は、12/11(火)18:00からのJ:COMチャンネル「デイリーニュース」にて放送される予定です。