成蹊学園では、ワンキャンパスのメリットを活かし、創立以来取り組んできた小学校・中学校・高等学校・大学間の一貫連携教育(学校間連携)の取り組みとして、知的好奇心でつながる『成蹊オープン・ゼミ』を2015年度から実施しています。
その取り組みの一つとして、成蹊中学校の3年生が成蹊大学のゼミ・研究室を体験する『中学3年生×大学ゼミ体験』を、10月下旬から11月下旬にかけて行いました。これは、中学生の希望者が、8つのゼミ・研究室から1つを選び、普段大学生が使っている大学の教室や実験室などに複数回にわたり足を運び、実際の授業さながらのディスカッションや実験を体験するものです。学問の最先端に触れたことで、中学校における日々の学習を、より深い学びにつなげる見通しを立てられたと思います。
終了後のアンケートでは、参加者の多くから満足度の高いゼミであったとの回答があり、「自分が今まで知らなかったことの気付きや発見がたくさんあった」「視野や考え方が広がった」「他の人の意見を聞いて理解を深め、たくさん発言することができた」「興味のあることを深く知ることができた」「大学の研究室で普段とは違う実験ができた」「将来を考えるきっかけになった」「大学の雰囲気を知ることができた」などの感想が寄せられました。参加した中学生の皆さんが、今後の学びのあり方や進路を決めていく上で、有意義な取り組みとなったことは、大きな成果となりました。







