進路・進学指導

成蹊の進路指導について

自立した進路を選択できるよう、
6年間を通して真のキャリア教育を展開していきます。

一人ひとりの才能、個性を大きく育てるために進路指導部を設け、さまざまな情報を発信しながら生徒の目標の設定を支援、指導しています。
中学では一人ひとりのキャリア作りに対する意識の芽ばえを中心に進路について考える心を育みます。高等学校では自分の進路を決定し、その目標に向かって挑戦していく力の伸長を中心に指導しています。個人の希望する進路に応じた学習サポート、担任や教科担当による相談や学習面でのフォローはもちろん、進路・進学全般にわたり効果的な指導を展開しています。

進路指導

進学について

中学校

成蹊高等学校への内部推薦制度

成績および出席状況等が一定の条件を満たしたほぼ全員が成蹊高等学校に内部推薦で進学します。
国内外の様々な大学への進学を志望する一人ひとりの「将来」のために学習面・生活面ともに大きく成長できる制度と校風があります。

高等学校

多様な選択が可能

成蹊大学以外への進学を希望する生徒が、例年70%超います。医学部志望が多いのも特徴の一つです。
様々な入試方式がありますが、それぞれの特性にあったものを、生徒自身が選択できるように情報を提供し、指導しています。

大学受験

成蹊高校の生徒は毎年ほぼ全員が、大学進学を希望します。また、成蹊高校には、成蹊小中からの内部進学者、海外からの帰国生、一般入試による進学者など多様な生徒がおり、他の中高一貫校や都立高校と比べて、志望の幅が非常に広いのが特徴です。周囲の友人とは異なる、自立した進路を選択するために、自己分析能力、情報収集能力、情報分析能力を身につけることが大切と考えています。進路指導の特色は、幅広い教科の学習を通じて将来のさまざまな可能性を育むことと、それぞれの目的に応じた学習を支える体制が整っていることです。

近年、内部推薦により成蹊大学へ進学する生徒は、卒業生全体の約30%で推移しています。それ以外の約70%は成蹊大学以外の大学に進学を希望します。それは、例えば医歯薬系や芸術系に進みたい、あるいは建築学や心理学・歴史学・数学などを学びたい、といった場合、残念ながら成蹊大学にはそれらを学べる学部・学科がなく、また、国公立大学に進みたい、成蹊の外に出て違った環境で学びたいなど、さまざまな理由によるものです。いずれの場合も、一人ひとりが自分の将来・興味志向を考え、自分で進学先を選択します。それを多角的にサポートするのが成蹊の進路指導の特色です。

成蹊大学への推薦入学と併願制度

成蹊大学への内部推薦は、高校在学中の成績および出席状況の基準を満たすことが条件です。それらの基準は、学校の授業に普通に臨んでいればクリアできるものです。80~85%の生徒が基準をこえています。例年、卒業生全体の30%程度が内部推薦を志望し進学しています。 また、成績上位者には、内部推薦の資格を持ちながら外部大学を受験できる制度(内推併願制度)もあります。
推薦にあたっては、学科毎に定員が設けられています。

他大学への推薦

成蹊大学以外の大学からの指定校推薦や一般推薦もあります。高校3年間の成績や活動実績により、本校を指定する大学へ、推薦で進学する生徒が一定数います。本校を指定する推薦依頼は下記の大学から受けています。

(2025年3月卒業 指定校推薦依頼実績)
慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、中央大学、立教大学、東京理科大学、法政大学、明治大学、ICU、北里大学、他多数。

海外大学

海外進学アドヴァイザーが常駐し、大学選びから出願までをサポートします。
英文エッセイについてはライティング・ラボのチューターが支援しています。

進路指導部長より

進路指導部長 須藤 昭義

個性を活かすキャリア教育

本校の進路指導のフィロソフィーは「生徒の第一志望主義」です。第一志望がある生徒には、志望する進路を実現するために学習指導を中心とした進路指導を行います。志望の強さがあれば現在の学力は問いません。

進路が定まっていない生徒には、進路指導部というより進路案内部や進路相談部という言葉が合っていると思います。成蹊大学や他大学の教授を招いての模擬授業、卒業生の社会人・大学生を招いての講演会、予備校の講演会などで様々な情報を提供しています。

本校のホームルームは、進路別にはせず、生徒が多様な進路のクラスメートに囲まれるように編成しています。それぞれの個性を尊重しながら、自らの個性を磨いてゆく経験は一生の宝となるでしょう。

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