1月15日(金)、本校非常勤講師が盗難に遭い、生徒の個人情報を含むUSBメモリを紛失する事故が発生しました。
本校においては,個人情報の取扱いに関する規程の遵守及び個人情報の適切な管理に努めて参りましたが、このような事態に立ち至り、生徒および保護者をはじめ、関係する皆様方に多大なご迷惑とご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

【経緯】
本校に勤務する女性非常勤講師が、1月15日(金)18時20分頃、徒歩で帰宅していたところ、後ろから来たバイクの男に持っていた鞄をひったくられました。すぐに警察に通報し被害届を提出しましたが、鞄には、生徒の成績などの個人情報が入ったUSBメモリが入っておりました。
紛失したUSBメモリ内のファイルにパスワードは設定しておりませんでした。現時点において、USBメモリは発見されておらず、紛失した個人情報の転載や流出などの事実は確認されておりません。


【紛失した個人情報】
2014年度、2015年度の担当科目の生徒の成績データ
(学年・クラス・番号・名前・成績・担任名) 延べ365名分


【事後対応】
該当の生徒に対しては事情説明と謝罪を行い、該当クラスの保護者会を実施するとともに、中学・高校の全生徒・保護者に対しても、文書等で事情説明と謝罪をいたしました。特に該当クラスの生徒・保護者には、今後起こりうる可能性のある問題などについてもお伝えし、生徒に注意喚起を行うとともに、二次被害防止のための協力を依頼しました。
また、速やかに監督官庁への報告をいたしました。

【再発防止に向けた今後の取り組み】
本学では、これまで個人情報保護に関する規則を制定し、適切な管理に取り組んでまいりましたが、このような事態となりましたことを大変深刻に受け止め、直ちに再発防止策を策定し、個人情報重要性の再確認と管理徹底を行いました。今後は、こうしたことが二度と起こらないよう情報管理体制の一層の強化・徹底を図ってまいります。


2016年1月22日
成蹊中学・高等学校
校 長  跡 部 清