6月11日(土)、生物科企画特別講義「見て触れて解剖して。五感で深海魚の多様性を体感しよう。」が開催されました。この企画は、深海魚についての講義と解剖観察に加えて調理・試食体験までを行うことで、"五感で体感すること"を目的とした特別講義です。

講師には、成蹊中高の卒業生であり東京大学大気海洋研究所海洋生物資源部門の猿渡敏郎博士をお迎えし、海洋生物学者を目指された契機や、現在のご自身の研究についてお話しいただきました。講義の後には、解剖をしながら魚類特有の骨格構造や特徴について観察を行いました。生徒達は普段見ることのできない深海魚に触れ、熱心に観察をしていました。

講義の最後には、「これから迎える大学進学は自分の人生を踏み出す大きな第一歩、何をやりたいか自分自身真剣に向き合ってほしい。」と後輩たちに力強いメッセージをくださいました

後半の調理実習では、家庭科の教員・助手がサポートしながら全員でつみれ汁や煮付け、唐揚げを作り、「おいしい」と声があがっていました。

今回の特別講義は、生物科と家庭科の協働により実施しており、通常の授業では体験できない内容に参加した生徒たちも充実した様子でした。

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