7月24日、2020年夏季東西東京都高等学校野球大会 都立松が谷高校戦がネッツ多摩昭島スタジアムで行われました。
先発は五明君―山岸君のバッテリー。序盤、ピッチャー五明君の好投で相手の鋭い打線を5回まで2点に押さえていましたが、6回裏、相手の猛攻を受け、満塁からタイムリーヒットで2点を失うと、なおも1アウト2、3塁のピンチ。そこでピッチャーを芝崎君に交代。その芝崎君が仲間の期待に応える緩急織り交ぜた素晴らしいピッチングで、相手のバッターをセカンドへの飛球に打ち取ると、向後君の好送球で2塁ランナーをアウトにしダブルプレイ。見事にピンチを凌ぐ3年生のチームワークと絆を感じたナイスプレイでムードを盛り上げます。その後、キャプテン山岸君がヒットを放つなど見せ場を作りますが、得点には結びつかず。最終回9回表の攻撃、2番バッターの原君が気迫のバッティングで2ベースヒットを放ちましたが、残念ながら敗北を喫しました。
今年の3年生は、運動部の大会、文化部のコンクールなど高校生活の集大成となる大会が軒並み中止となっており、硬式野球は代替の大会が行われました。そのような状況の中、ほかの３年生達の思いも乗せて全力で戦った野球部の選手達の心意気が伝わる気持ちのこもった感動的な試合でした。
