高校2年生の自由選択科目「家庭科演習」の授業で、生産者とのオンライン交流 会を行い、翌週に調理実習を行いました。
生徒は交流会を行うにあたり事前に、小井田立体農業研究所が特集されている 「東北食べる通信」を読み、小井田家の歴史や立体農場の手法を学んでおきました。
2月19日、オンライン交流会当日は、高2の家庭科演習選択15名が参加しました。

成蹊高等学校の会議室と、岩手県にある小井田立体農業研究所の小井田重雄さんと小井田寛周さん、コーディネーターとして東北食べる通信の編集長成影沙紀さん、の三者をZOOMで結んで交流しました。
まだ雪が残る岩手の農場のくるみの木を見たり、近寄ってくる牛をなでている様子を見たり、小井田家が大事にし てきた農法や人生哲学についても教えてもらうことができました。

2月26日には、農場でとれたくるみをつかって、松風焼き、田作り、クリームチーズ、くるみ餅の調理実習を行いました。くるみ餅の餅は小井田さんが臼と杵を使ってついてくれたものです。
餅つきの様子を動画で見てから食べた柔らかいふわふわのお餅は格別な味わいでした。

小井田さん親子の生き方を通じて、「食べものを作る仕事は尊い仕事だ」ということを感じることができました。