中学校では、3月19日(土)に終業式、3月22日(火)に卒業式を行いました。

 終業式では、校長が成蹊教育の根底にある「本物に触れる」ことの大切さを説きました。 歴史が専門の仙田校長からは、東京国立博物館で開催される「空也上人と六波羅密寺」等の展覧会の情報が紹介され、美術館や博物館に足を運んで本物を鑑賞する機会に春休みを利用してほしいというメッセージが伝えられました。 続いて、生徒たちの表彰がありました。成蹊中学校には、1年間で目覚ましい活躍をした生徒を表彰する「蹊(こみち)賞」という伝統ある賞があります。今年度は、生徒会役員、特別研究グループ「ユネスコスクール」、男子硬式テニス部、女子硬式テニス部、学園国際教育センター国際調査賞受賞者が受賞しました。さらに、読書感想文コンクールと書初め大会の入賞者の代表が賞状を受け取りました。
 
 卒業式では、中学3年生252名が卒業証書を受け取り、名残惜しい中学生活に別れを告げました。

 厳粛な雰囲気の学園本館大講堂から笑顔で出てきて、春から始まる新しい高校生活への期待に胸を膨らませていました。