7月18日(月)~21日(水)中学2年生の夏の学校が長野県茅野市車山高原で行われました。昨年はコロナ禍で夏の学校が中止になってしまったため、中学2年生にとって、中学生になって初めての夏の学校です。初日の様子は「校長ブログ」に詳しく載っています。こちらでは、2日以降についてご報告させていただきます。

2日目は強い風雨に見舞われましたが、高校生ヘルパーが湿原の自然についてポイント説明を現地で準備してくれて、中2の生徒はその説明を聞きながら八島ヶ原湿原を1周しました。あまりの風雨のため準備したiPadの使用をあきらめて歩きましたが、風雨の合間に広がる湿原の中をゆっくり動く霧が幻想的な光景を作り出していました。風雨は大変だけど気持ちよかった不思議な体験でした。宿舎に戻ってすぐ入浴しました。

体育館でも手びねり体験。発砲スチロールの型に合わせてお椀をつくるのですが、すぐにひびが入って力の入れ方が難しい。学校に焼きあがったものが送られてくるのが楽しみです。

夜のイベントはコロナの猛威が迫ってきているため、急遽内容を変更。大声や接触を極力減らすメニューに当日変更のため、夏の学校実行委員はてんやわんや。それでも、みんなの協力のもと、お絵かき伝達ゲームを楽しくできました。

ゲームの後は夏学実行委員がキャンドルサービスの点火。おごそかに、全員に火を分けていきます。実行委員長のあいさつで最後をしめました。

最終日の朝は雨が止み、外で少し寒い空気の中での朝礼。ラジオ体操も実行委員が前に立って行いました。

最終日の出発前に前日の湿原散策で学んだことを高校生ヘルパーが先生となって確認。みんな雨の中でもきちんと話が聞けていたようで、ヘルパーの質問に答えられていました。雨の中、一日中湿原で解説してくれたヘルパーの皆さんに感謝する中学2年生でした。

最終日のお昼ご飯は甲府の御坂農園にて地元の名産ほうとうをいただきました。食事のイスの横にある緑色の袋に桃狩りで選んだ桃が入っています。お土産に持って帰りました。

この夏の学校期間中、徹底した黙食を行いました。この農園での昼食も黙食でしたが、きちんと守れていました。この後バスで学校に帰着。東京の暑さの中で車山の涼しさが恋しくなりましたが、元気に解散できました。