12月14日(水)、高校の合同教室にて探究活動プログラム「クエストエデュケーション」の学内最終プレゼンテーション大会が開催されました。

株式会社教育と探求社が提供している「クエストエデュケーション」は、全国約5万7000人の中高生が受講している日本最大規模の探究学習プログラムです。その中の企業探究コース「コーポレートアクセス」に、今年度は本校から中2~高2の計11名の生徒が参加しています。

企業探究コース「コーポレートアクセス」は、実在する企業でのインターンシップを教室で体験し、企業と共に未来をつくっていくプログラムです。本校では7月からプログラムがスタートし、前半は企業や経済活動の理解を深める取り組みや、11名の生徒が3つのチームに分かれ、インターンシップの初仕事であるアンケート調査に取り組んで実際の企業活動を体験しました。また、後半はこのプログラムのメインの取り組みである、インターンシップ先の企業から出される「解のないミッション」に各チームが挑み、最後にその成果を今回プレゼンテーション形式で発表することとなりました。

当日はインターンシップ先の企業の方をはじめ多くの方に生徒の発表をご覧いただきました。各チームは緊張感に包まれながらも創意工夫に溢れたアイディアを堂々と披露し、お越しいただいた方からたくさんのお褒めの言葉をいただきました。同時に、アイディアの内容やプレゼンテーションの技術に対して指摘や助言もいただき、生徒たちにとって多くの学びを得る充実した機会となりました。

発表後の生徒たちからは「人と話し合って何か一つのものを創り上げるのはとても大変だけど楽しかった」「考えていることは人それぞれで他のメンバーの話に気づかされる部分が多くとても貴重な体験になった」「発想力が様々な人と交流していく中で身についた」などの前向きな感想が寄せられ、探究活動プログラムへの参加を通して、普段の学校での教科学習とは一味違う人間的成長を実感できたようでした。

今後は来年2月に開催される「クエストカップ 2023 全国大会」への出場を目指し、そのエントリーに向けて成果の一層のブラッシュアップを図っていきます。