成蹊には大きなビワの木があります。毎年多くの実を実らせますが、ほとんどを鳥が食べてしまいます。今年は特別研究グループ「ユネスコスクール」が企画し、中学生全体に声をかけて収穫しました。当日の様子を中学3年の嶋田さんに報告してもらいます。
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中高ユネスコスクール探究プロジェクト ビワ狩り
2024年6月13日(木)
6月になって、成蹊のビワが実を作りオレンジ色に染まってきたことから、私たちは成蹊のけやきグラウンドのとなりに生えたビワの木の実の収穫をしました。中高ユネスコスクール探究プロジェクト、興味を持ってくれた生徒と先生方で、収穫を行いました。ユネスコのメンバー以外の生徒にも多く集まってもらいました。
収穫
収穫ではみんな積極的に木に近寄って採っていました。家族のために持ち帰りたい生徒や収穫に興味がある生徒などみんな異なる考えを持ちながら積極的に協力し、初対面の生徒同士でも話すきっかけが生まれていました。比較的高いところに残っていたので、工夫していろいろ方向や切る位置を考えていました。収穫された実はみんなで仲良く分けていました。大きく熟した実がいくつも収穫できました。
ビワ:ビワは中国で多く生息し、日本でも江戸時代の前から栽培は始まっていました。バラ科の常緑高木で、橙色の実をつけます。
まとめ
成蹊には多くの自然があり、それを有効活用して自然と積極的に触れ合う機会をもうけられたのはとても貴重な体験でした。今回少し収穫が遅れてしまい多くが落ちた後か鳥に食べられた後であり、収穫の時期の見極めの難しさを痛感し、来年はより良い時期に収穫できるように改善したいです。この時期の旬と触れ合い、ビワの香り、バッタや鴨まで見ることができ生徒達にとって開放的な学びになりました。



