2024年6月15日に岩手県立盛岡北高等学校自然科学部の生徒6名と顧問の藤井千春教諭が来校し、成蹊高校生物部と交流を行いました。
藤井教諭と成蹊中高のOBで成蹊学園サステナビリティ教育研究センターの客員フェローである東京大学大気海洋研究所の猿渡敏郎先生とのつながりから実現しました。
盛岡北高校の生徒たちは、成蹊高校の授業や施設を見学し、同日に開催された猿渡先生による「深海魚特別講義」に参加。その後、生物部との交流会が行われました。交流会では、それぞれの部活動の活動内容紹介に続き、成蹊高校生物部は「世界初!!ニホンヤマビルの越冬個体の発見」、盛岡北高校自然科学部は「龍泉洞の水系には何がいるか」と題した研究発表を行いました。
参加した生徒等は、「他校との交流は初めてで盛岡北高校のみなさんの来校をとても楽しみにしていました。盛岡の地ならではの研究がとても興味深かったです」「普段目にすることのない深海魚を実際に触って解剖することができ、貴重な経験になりました。深海魚の料理は美味しかったです!」「成蹊高校の発表を聞いてテーマ設定やデータの取り方、まとめ方など様々なことを学ぶことができました。今後の研究発表に活かしたいです。」と感想を話してくれました。交流会が終わる頃にようやく緊張がほぐれた様子でした。お互いによい刺激を受け、研究に対する視野が広がったようです。


