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理工学部 宮下敦教授らが日本で初めて発見される分類である鉄鉱床の存在を報告

理工学部 宮下敦教授(サステナビリティ教育研究センター副所長)が共同研究者らとともに、日本で初めて発見される分類である鉄鉱床の存在を論文で報告しました。

論文は、群馬県下仁田町「下仁田ジオパーク」内の中小坂鉄山(※)における鉄鉱床が、日本で初めて報告される、酸化鉄-燐灰石(キルナ、IOA)という分類のものだということを発見したという内容です。酸化鉄-燐灰石型は、スウェーデンのキルナ鉱山やチリの鉄ベルトと呼ばれる鉱山群と同じ型で、成因論について論争が続いている鉱床学的にも重要な分類型です。

※ 中小坂鉄山は明治時代初期に磁鉄鉱からの鉄づくりが行われた文化遺産です。

また、ユネスコ未来共創プラットフォームを構成する日本ジオパークネットワーク加盟の「下仁田ジオパーク」における研究活動であり、成蹊学園のユネスコスクールとしての貢献の一つとなります。


論文はこちら(外部リンク)


ユネスコスクールとは
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