中学2年生は今年度の"夏の学校"にて、群馬県草津町にあるハンセン病の国立療養所「栗生楽泉園」を訪れ、ハンセン病に関する知識と歴史を学びました。生徒達は「栗生楽泉園」を訪れるにあたり、事前学習や、ハンセン病の元患者で、国立ハンセン病資料館で「語り部」として活躍する平沢保治氏の講演を聴講しました。また、「栗生楽泉園」では、自治会長の藤田三四郎氏に講演をして頂き、さらに理解を深めました。
夏の学校後に、今回の見学で学び感じたことをまとめ文化祭「蹊祭」で発表しましたが、生徒が書いた感想文が栗生楽泉園自治会発行の『高原』に掲載されました。
生徒たちの感想文には、ハンセン病の歴史を理解した上で、「誰もが平等に、支え合って生きていきていくこと」、「相手の気持ちを理解し歩み寄ること」の重要性について書かれています。
掲載された施設見学感想文は以下の3名です。
『人生に絶望はない』 田中優雅さん
『日本人の偏見と誤解』 佐藤輝弥君
『「ハンセン病」を学んで』 内山卯乃香さん