6月15日(土)、東京大学大気海洋研究所海洋生物資源部門 猿渡敏郎博士(成蹊中学・高等学校OB、成蹊学園サステナビリティ教育研究センター客員フェロー)をお招きして、特別講義「深海魚に触れて、観察して、作って、食べよう」を開催しました。希望者を募り、当日の参加者は32名でした。
まずは生物講義室で深海魚についての解説を聞き、観察をします。深海魚は固い骨を持っているものもありますが、体はぐにゃぐにゃしているものが多いです。かわいい顔をしていたり、ひょうきんな顔をしている魚もいます。
次に、粘土で「理想の深海魚」を作製し発表します。個性豊かな深海魚が並びました。
さらに、調理室へ移動して深海魚の調理実習です。みそ汁、煮つけ、梅干し煮、竜田揚げにして、美味しくいただきました。
廃棄されることも多いという深海魚の、面白さや可能性を感じた一日でした。

~本日の深海魚~
ニギス、ミシマオコゼ、スミクイウオ、ヒメ、カナド、サンゴイワシ、ギンメダイ、ギス、アオメエソ、クロシビカマス、ツボダイ、トウジン、オキアナゴ、チゴダラ、ハシキンメ