中間試験が終わった翌日、5月28日(金)に中学2年生が雅楽師の東儀秀樹さんの講演と演奏を聴く会を行いました。本校の卒業生でもある東儀さんからは、楽器の紹介、雅楽師を目指した動機、中学生を勇気づける力強いお言葉を頂戴し、約1時間あっという間の時間を過ごしました。今年は、例年させてもらう楽器の演奏体験の代わりに、平安時代の貴族の装束を用意してくださり、立候補した生徒に着装体験をさせてくれました。勇気を出して一歩前に出てみることの大切さや、人と比べるのではなく自分のやり方で達成していくこと、自分が何に向いているのか分からない人はいろんなことを同時にまずやってみて残ったものが自分に向いていることだよ等、人生についても教えてもらいました。演奏は中学生に親しみのある選曲をしてくださり、歴史ある成蹊学園本館大講堂の空間に音色が響き渡りました。最後には生徒から講演会の感想と感謝の言葉をお伝えして、素晴らしい演奏の余韻に包まれながら閉会となりました。