現在、武蔵野ふるさと歴史館で、企画展「武蔵野地域探究 歴史と環境から考える未来」が開催されています。
歴史館と成蹊中学教員がタイアップした博学連携の企画展で、そのようすは校長ブログでも紹介して頂きました。
企画展の一環として、小中学生のための夏の子ども講座を開催することとなりました。
その第1弾として、8月8日(月)に、温度計を持って校内をめぐり気温を観測するイベントを開催。
イベントは、校内の屋外で一番暑い場所、一番涼しい場所を探すゲーム形式としました。
普段校内にいても、暑い場所や涼しい場所があることを感じます。
その体感が具体的にどの程度の温度差なのか、参加者の皆さんに数値としてみて頂きました。
校内をめぐるときには、成蹊高校天文気象部が付き添い、地図を見ながら校内の場所をお伝えしました。
高校生は、観測結果の集計や、黒板への板書などもお手伝しました。
観測結果は意外なものとなりました。
日なたが暑く、日かげが涼しいことを予想していたのですが、校内の最高温度は45℃を超えていました。
これは温度計を日なたの地面に置いたときの温度の温度で、気温とは言えません。
気温は高さ1.5mほどで測る必要があることを再認識した次第です。
逆に校内で一番涼しい場所は、会場となった地学の教室のすぐ外側でした。
新型コロナウイルス感染症予防のため換気していた窓から、冷房で涼しくなった空気が外に漏れだしていたのです。
コロナ前は窓を閉め切っていたため認められなかった現象で、意外な発見となりました。
観測終了後には、成蹊気象観測所をご案内。
成蹊中学の1年生が昼休みに行っている気象観測を体験して頂きました。
<参考>
武蔵野ふるさと歴史館
http://www.city.musashino.lg.jp/kurashi_guide/shogaigakushu_koza/rekishikan/index.html
令和4年度第2回企画展「武蔵野地域探究 歴史と環境から考える未来」http://www.city.musashino.lg.jp/kurashi_guide/shogaigakushu_koza/rekishikan/1039111.html
成蹊中高×武蔵野ふるさと歴史館 共催企画展「武蔵野地域探究」開催のお知らせ
https://www.seikei.ac.jp/jsh/news/2022/12960.html
校長ブログ「百代の過客」
https://www.seikei.ac.jp/jsh/schoolguide/diary/
武蔵野ふるさと歴史館とのコラボ企画が始まりました!!
https://www.seikei.ac.jp/jsh/schoolguide/diary/2022/13075.html