成蹊高校では、家庭科が男女共修になった1995年頃から、夏休みの課題としてグループで家族に関連する内容のテーマ学習に取り組んできました。これまではクラスの授業内での発表だけでしたが、一昨年から外部の審査員を招き、クラス代表による「成蹊家庭科シンポジウム」を開催しています。

11月18日(土)、各クラスの代表に加えて、優秀な発表を行った1班を教員推薦として加え、9班が熱のこもったプレゼンテーションを行いました。

発表テーマ
A組代表 「女性アスリートと低用量ピルについて」
B組代表 「視覚障がい者の『普通』の生活」
C組代表 「遺伝 ~親ガチャと子ガチャ~」
D組代表 「ワークライフバランスの実現」
E組代表 「日本の子どもの幸福度の向上」
F組代表 「死の選択」
G組代表 「"認知症"を"認知賞"へ」
H組代表 「生理の貧困について」
教員推薦(G組)「パートナーシップ制度浸透にむけて」

優劣をつけがたいバラエティに富んだ優秀な発表ばかりでしたが、各界で著名な活躍をしている審査委員5名の厳正な審査の結果、金賞、銀賞、銅賞と審査員特別賞が決まりました。

金賞 F組代表
銀賞 A組代表
銅賞 G組代表
審査員特別賞 B組代表、H組代表

受賞者は、放送による高校全体朝礼でも表彰を行いました。今後の活躍にも期待しています。

3人の班員が出席停止でオンライン参加する中、1人舞台でがんばった
実際に生理ナプキンに水を流しこんでもらう
ユーモアも交えて発表
低用量ピルの効果について熱弁
鋭い指摘を繰り出す審査員
質問に一生懸命答える
QRコードを読み取ってもらってアンケートを表示
オンラインのいじめ調査アンケートを提案
条例改正まで踏み込んだ発表
審査員特別賞の副賞はスタバカード
認知症の新しい概念を提案して入賞
死について独特の語りで訴えかけ、金賞を受賞したF組代表