2月24・25日、探究学習プログラム「クエストエデュケーション」の全国大会「クエストカップ2024」が、明治大学中野キャンパスで開催されました。
株式会社教育と探求社が提供している「クエストエデュケーション」は、全国約8万5000人の中高生が受講している日本最大規模の探究学習プログラムです。その中の企業探究コース「コーポレートアクセス」に、今年度は中3~高2の計11名の生徒が3チームに分かれて参加しました。
(過去の記事 https://www.seikei.ac.jp/jsh/news/2023/16373.html)
そして、校内でのプログラムを終えた昨年12月にクエストカップへのエントリーを行い、見事に以下の2チームが優秀賞を受賞し、全国大会に出場することとなりました。
・チーム「大根(だいこん)」(インターン先:テクマトリックス)
・チーム「奏(かなで)」(インターン先:塩野義製薬)
企業探究コース「コーポレートアクセス」では全国から4000チーム以上のエントリーがあり、そのうちインターン企業(14社)ごとに優秀賞10チームが選出され、合計140 チームが24日の全国大会ファーストステージに出場しました。インターン先の企業人や他校の出場生徒など多くの人が見守る中で、本校の生徒は1年間の取り組みの成果を堂々とプレゼンすることができました。その結果、チーム「奏」は準企業賞(塩野義製薬10チーム中第2位)、チーム「大根」は企業賞(テクマトリックス10チーム中第1位)と、すばらしい結果を収めることができました。
(大会結果 https://questcup.jp/awards/)
企業賞を受賞したチーム「大根」は、グランプリを決める25日の全国大会セカンドステージにも出場しました。残念ながらグランプリ受賞は逃しましたが、各企業の企業賞受賞チームが集うハイレベルなセカンドステージの場で、チーム「大根」は最後まで自分たちのプレゼンをやり遂げることができました。
大会後、出場した生徒は達成感や喜びの中にも「もっとできたはず」という悔しさも滲ませ、探究活動プログラムへの参加を通して、普段の学校での教科学習とは一味違う人間的成長を実感できたようでした。この経験を活かして、今後さらに飛躍することを願っています。
主催:中高進路指導部
協力:一般財団法人三菱みらい育成財団「成蹊スタートアッププロジェクト」