旧制高等学校をルーツにもち、学術・スポーツなどを通じて永らく親善・交流を図ってきた、学習院、武蔵、成蹊、成城学園の四校間において、このたび、初めて四校の高校野球部による「四校対抗戦」(リーグ戦・総当たり式)が実施されました。試合は、11月17日(日)・11月23日(日)の2 日間にわたり実施され、対抗戦期間中には部員の野球技術とともにスポーツマンシップの向上も目指し、試合だけでなく、講師をお招きしてのスポーツマンシップに関する講習会や交流会も行われ、大変有意義なものとなりました。試合会場は、初日が成蹊学園野球場、2日目が学習院硬式野球場にて開催されました。

対抗戦の結果は、「1試合2時間制・コールドなし・毎試合全員出場」という対抗戦独自ルールのもと、本校野球部は初代の優勝校として輝くことができ、来シーズンに向けて大きな糧を得ることができました。

大会MVPには、初戦の武蔵戦で先制タイムリーヒットを放ち、優勝が懸かった第3戦の成城学園戦でも2本のタイムリーヒットを放ち、見事なキャプテンシーを発揮した、本校野球部主将の馬目謙信さん(2年生)が選出されました。

幹事校としてご尽力くださった学習院高等科の指導者の方々をはじめ、武蔵、成城学園、本校の野球部関係者、この交流戦に携わり開催を支えてくださった皆さまへ心より感謝申し上げます。