3月24日~27日にかけて奄美大島にて春合宿を行いました。
2021年に世界自然遺産に登録された奄美大島。
国内最大規模の亜熱帯林が広がり、多くの固有種が生息します。
生物部では今回初めて奄美大島での春合宿を行い、多くの貴重な体験をしてきました。
例年行っている沖縄本島やんばる合宿とはまた違った自然を間近に感じることができました。

<1日目>
奄美博物館で事前学習を行い、夜は林道ナイトウォッチングでアマミノクロウサギやアマミイシカワガエルなど奄美の固有種を数多く観察することができました。

<2日目>
午前に土浜海岸での海岸生物観察を行い、午後は奄美野生生物保護センター見学後、知名瀬川で淡水生物観察を行いました。
知名瀬川ではナンヨウボウズハゼやナガノゴリなど南西諸島固有の生き物たちに数多く出会えました。
夜は2回目のナイトウォッチングを行い、ホンハブやサカモトサワガニなど1日目とは違う生き物を観察できました。

<3日目>
午前に住用地区にてカヌーでマングローブ観察を行い、午後は奄美大島最高峰 湯湾岳登山を行いました。
湯湾岳ではヒメハブやアマミシリケンイモリに遭遇し、奄美の原生林を間近に感じることができました。
夜は名瀬港で夜釣りを行い、テリエビスやヤライイシモチなど夜行性の魚を数多く釣ることができました。

<4日目>
天候不良で奄美自然観察の森でのバードウォッチングはできませんでしたが、奄美パークにて学習の振り返りを行いました。