校長ブログ「百代の過客」

ご入学おめでとうございます!!

 4月7日(木)、春爛漫の穏やかな気候の中、成蹊中学・高等学校の入学式を無事挙行することができました。

中学入学式の看板
校門に掲げられた校旗と国旗

 午前10時から実施された学園大講堂での中学校の入学式には、新1年生268名、新2年生3名、計271名の新入生を迎えることができました。式では、ご来賓として出席なされた小林健理事長と江川雅子学園長にも祝っていただくことができました。私は式辞で、新入生に「好奇心」を持つことを話しました。誰もがチコちゃんになって、「何故?」の気持ちを忘れず、様々なものに興味を持って接すれば、その中から「琴線に触れる」事柄が必ず見つかると確信します。素晴らしい中学生活を送って欲しいと思います。

中学校入学式の様子
中学校入学式の様子

 また、午後1時30分からは、高等学校の入学式が行われました。新1年生340名、新2年生2名、合計342名と多くの新入生を迎えるため、学園大講堂の2階までを使い、密を回避しながらの実施となりました。新入生には、私が日頃から言っている「0(ゼロ)to 1(ワン)」の発想を持つ話をしました。AIは、1つの課題があれば、そこから多くの課題を見つけることは出来ますが、0(ゼロ)の課題を1(イチ)にはできません。それができるのは我々人間です。新入生には、是非とも1(イチ)の課題を発見する力をつけて欲しいと思います。素晴らしい高校生活を送ってください。

高校入学式の様子
高校入学式の様子

 感染症対策から、会場に入ることができなかった保護者の皆様には大変申し訳ないと思っております。しかしながら、「With コロナ」の考え方を持って、できるだけ行事などにもご参加できるようにしていきたいと考えておりますので、宜しくお願いします。

 教職員は勿論のこと、学園や成蹊会をはじめとする卒業生の方々は、新入生を必ずや応援していきます。入学式では立派な挨拶を新入生に言ってくれた代表をはじめとする在校生も、皆さんに会えることを心待ちにしていました。きっと新入生の力になってくれると確信します。新入生の皆さんには、今の初々しい気持ちを忘れず、充実した学校生活が送れることを心から期待しています。

学園本館2階からの写真撮影