校長ブログ「百代の過客」

ザ・コンシューマー・グッズ・フォーラム(CGF)主催「Japan Day 2022」

 4月12日(火)、食品・消費財大手や小売大手が加盟する国際的な業界団体ザ・コンシューマー・グッズ・フォーラム(CGF)が主催するイベント「Japan Day 2022」のパネリストに、成蹊高校3年生の古川りささんが登壇しました。

 このイベントは、「SDGsの先の課題をどう先取りし、Japan Uniqueness と Japan Originalityを包含した solutions をどう継続的に生み出していくのか」をテーマとして開催されています。古川さんは、その中の「Z世代と登壇者によるパネルディスカッション」で、他2名のZ世代パネリストと一緒に、新たな気付きと発見を見出すべく、最先端をいく大人たちに質問をしていました。
「Japan Day 2022」の案内

 古川さんは、このパネルディスカッションを行うに当たり、打ち合わせは勿論のこと、論文を含めた様々な資料に当たり、2問の質問を行うために15問の質問を考えるなど、周到な準備をしてきました。この姿勢こそが、本校が推進している「探究」によって培われるものだと思います。実際のディスカッションでも、自分の実体験に根差した鋭い質問をしていました。古川さんは、他のZ世代のパネリストに刺激を受けながら、Z世代の代表として立派に役目を果たしたと感じました。本当にご苦労様でした。

質問をする古川さん
鋭く切り込んでいます!
パネルディスカッションの様子
校長室で一緒に

 最後に、古川さんの感想を載せさせてもらいます。

Z世代とご登壇者によるパネルディスカッションでは、パーム油とドローンに関する質問をさせていただきました。パーム油の質問は、昨年の11月から行っていたパーム油に関する活動の際に疑問に感じたことだったので、あの場で聞くことができて本当に良かったです。
 ドローンの質問に関しては、私が予想していた解答と違っていたため少し驚きましたが、社会問題を解決する際に必要となる新しい視点を得られることができ、今後に活かして行こうと思いました。
 当日は朝からずっと緊張していましたが、今になっても現実味を感じないくらい、圧倒された日でした。このような素晴らしい機会をくださって本当に感謝しています。今回学んだことを活かして、今後も自分の価値観や思考回路を広げていこうと改めて思いました。