本校は、私達になじみが深いユニクロやジーユーを展開している(株)ファーストリテイリングと連携し、「届けよう、服のチカラ」プロジェクトに参加することになりました。この事業は、(株)ファーストリテイリングがUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と取り組んでいる小・中・高校生対象の学習プログラムで、社員の方による出張授業の後、生徒達が主体となって、校内や地域で着なくなった子ども服を回収するもので、その回収された子ども服は、難民などに届けられることになっています。
本校では、6月19日(木)放課後、この事業を展開している(株)ファーストリテイリングの方をお招きし、事業内容を理解すると共に、自分たちにできることを考えました。社員の方からは、「難民とは何か」といった基本的な事項から、「何が大事か」「服が無くて困ることは」など、普段はあまり深く考えていなかった問いについて話し合い、意見を述べ合いました。次に、実際にいかに回収するかのことを考え、具体的には、9月27日(土)・28日(日)の蹊祭(文化祭)で回収する方向となりました。







そして、9月12日(金)、(株)ファーストリテイリングのグループ執行役員 柚木治様が来校し、放課後にご講演を頂く運びとなりました。テーマは、『「仕事」について』で、柚木様から出されるワークを自分で考え、グループで共有し、その場で発表するものです。生徒達にとっては、「自分が何のために働くのか」を見据え、「中高生である今の自分が何をしなければならないのか」を考えるきっかけとなったのではないかと思いました。後半には、ジーユーのコンセプトをお話しいただいた上、生徒からの多くの質問に答えて頂きました。そして、生徒への熱いメッセージも頂き、生徒達にとっては、キャリアと向き合った有意義な時間となりました。今後は、子ども服の回収に向けて頑張って貰いたいと思います。有難うございました!




