8月5日に紹介した探究プログラムを大正製薬株式会社(以下:大正製薬)の協力のもと、オンラインで進めています。
このプログラムは高校の1・2年生の希望者を対象としており、生徒達が自ら課題を見つけ、自ら学び、自分なりの答えを出せるようになるための体験学習です。
今年度は『都内で働く20代~40代の女性が飲みたくなるパッケージデザインの作成』をテーマに栄養ドリンクのパッケージデザインについて個人やグループで考えています。
最初の3回はWeb上で大正製薬の社員の方から会社の取り組みや商品開発の流れについて講義を受け、その後は月1、2回のペースでWebミーティングを行っています。プロ目線のアドバイスや指摘は鋭く時に答えに悩む場面もありますが、「社会で働くこと」を知る良い経験となっています。また、学内でのグループ討論や社員の方へのプレゼンテーションなどを通じて、自分の考えを上手く表現する力も磨かれてきています。
生徒は普段の授業では学ぶことのできない実際の商品開発の現場を体験し、自分達で考えたデザインが製品となる面白さもあり楽しみながら取り組んでいます。
活動も大詰めを迎えており11月27日の会議でデザインが決定し、12月の最終回では採用されたデザインのお披露目会を実施予定です。

2020年8月5日の記事はこちらから(リンク)