中学高等学校に100年近く存在する「林苑」。その林苑という"場"を今、どう表現するのか。
そんな難問に立ち向かうプロジェクトがSEIKEI WOODSです。
(詳しくはhttps://www.seikei.ac.jp/jsh/news/2022/14009.htmlをご覧ください。)
その問いに対してのプランプレゼンテーションが2/25(土)に行われました。
自らの足で実地踏査を行い、林苑の、または学園の歴史からその場の神聖さを感じ取ったり、学校に点在する痕跡から、見えているようで本質が見えていなかったものを見つけたりと、この半年間の試行錯誤の成果を、教員や学園関係者、成蹊会(同窓会団体)、卒業生であり設計事務所経営者の方々の前で発表することができました。
当初は林苑という存在を甘く考えていたのか、葛藤し、思考し、失敗し、はたまた暴走しつつも生徒たちが紡ぎ出した言葉たちは、確かなものとして彼ら個人の"林苑を表現するためのブレない軸"へと変貌しました。
これにてSEIKEI WOODS第一部は終了となります。ここからは第二部として、彼ら個人の形成した"軸"を融合し、チームとして磨き合い一つの作品として昇華させていきます。
第二部の作品発表は2023年度の蹊祭を予定しています。
またSEIKEI WOODSレポート③としてご報告しますので、お楽しみにお待ちください。

プレプレゼンテーションの様子


まずは中学三年生から
紡ぎ出した言葉は「最後のフロンティア」

悩み抜いたからこそ今がある

「交流」をテーマに 教室と林苑でのコミュニケーションの違いに気づきました
パワーポイントのデザイン性が高く 惹きつけられました

“リラックスする”ということは自分がどのような感情や状況の場合であるのか というところまで考えることができました 彼の言葉からは生命に対する愛情を感じます

「林苑と成蹊生を繋ぐ」をテーマに林苑という場だけにとらわれず 学校・学園全体から考えることができたのはさすが高校生でした 非常にリアリティがありました

現在と過去が交錯し新たな発想の種が産まれたかもしれません

