中学高等学校に100年近く存在する「林苑」。その林苑という"場"を今、どう表現するのか。
そんな難問に立ち向かうプロジェクトがSEIKEI WOODSです。
(詳しくは
SEIKEI WOODSレポート①https://www.seikei.ac.jp/jsh/news/2022/14009.html
SEIKEI WOODSレポート②https://www.seikei.ac.jp/jsh/news/2023/14565.html
SEIKEI WOODSレポート③https://www.seikei.ac.jp/jsh/news/2023/15679.html
をご覧ください。)
1年以上続いたこのSEIKEI Creative Learning Project 「SEIKEI WOODS」もいよいよ最終局面です。5人のメンバーが切磋琢磨し創り上げた新たな林苑のコンセプトとラフスケッチから模型作品にしていきます。


完成した模型作品と研究過程・研究成果をポスターとして掲示し、素敵な空間を創り上げました。
当日の発表では多くのご来場者・在校生・教員の皆様に向けてこの1年間の葛藤と、創造した“場”をプレゼンテーションしました。








また、11月にはプランをより具体化するために成蹊学園管財課の職員様や三菱地所設計のご担当者様に向けて発表を行い、貴重なご意見をいただきました。






そして、3月31日に行われた成蹊ESDフォーラムでは所長賞をいただき、プロジェクトの概要を発表しました。最後にはプロジェクト修了の証として林苑で採れたクルミのブロンズ作品がメンバーへ贈られました。




試行錯誤を繰り返し、失敗してもまた立ち直り、それをひたむきに一年以上続けることができる姿勢は、まさに成蹊で脈々と受け継がれる“ものづくりの精神”でした。
これにてSEIKEI Creative Learning Project 「SEIKEI WOODS」は終幕を迎えます。
最後に林苑という場が “人”として成長させてくれたメンバーの言葉を紹介します。
「私はこのプロジェクトに大変な情熱を注ぎ込んできました。ただ、私がファーストプランで発表したものは、実は最終的なこのプランにはひとつもありません。素直に仲間の考え出したプランが良く思えたし、私のプランは必要ないと感じました。それは私にとっての初めての経験でしたが、最終的にみんなで創造したこれらの作品に私は誇りを持っています。」
<プランコンセプト・模型作品>



















