【天文気象部活動報告1】でお知らせしたとおり、毎週月曜日22時から放送中のドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」に、成蹊高等学校天文気象部が取材協力をさせて頂いています。
このたびはドラマ制作の皆様のご厚意で、高校天文気象部の部員がスタジオにお伺いし、セットを見学させて頂くことができました!
今回はそのときの様子をご紹介します。


放送中のテレビドラマの収録現場を訪問することは、皆はじめての経験。
スタジオのある建物はとても大きく、長い廊下を案内されて着いたスタジオは、まるで窓の無い体育館のような広さでした。
スタジオ内は、中学で合唱祭を行う武蔵野市民文化会館のステージ裏とよく似た雰囲気。
ご案内頂いた場所は、ドラマの主人公、スクールロイヤーの白鳥健治さんがいる「スクールロイヤー室」のセットの脇でした。
セットに入る出演者の様子や、モニター越しに収録中のセット内の様子を伺うことができました。
すぐ近くのソファーには、ドラマの出演者の高校生役の皆さんが待機していて、部員たちはそちらが気になる様子。
「あんなに背が高いの!?」「顔が小さ過ぎ!」などと小声でつぶやいています。
ほどなく、スタッフの方のご厚意で、出演者の皆さんが部員たちのもとに挨拶に来てくださり、部員たちは感激しきり。
部員達には「出演者の皆さんとお話しできるかもしれないから、何をお話するか考えておくように」と伝えていたのですが、気圧されしたのか誰からも手が上がらず。
せっかくの機会を逃してしまったのが悔やまれるところでした。
収録が始まると、スタジオ外の監督さんから「本番!」「カット!」などのお馴染みの声が掛かります。
ドラマは、ワンシーンをカメラの位置を変えながら5から6回ほど撮影。
撮影の合間には、美術やメイク担当の方がセットに入り、写り具合を細かく調整していました。
照明の光がよく回るように、頻繁にスモークが焚かれていて、ドラマの柔らかな雰囲気が醸し出されていました。
驚いたのは、出演者の皆さんのセリフの言い間違いがほとんどないこと。
出演者の皆さんのプロの意気込みを感じました。


シーンの撮影の合間には、こちらもスタッフの方のご厚意で、セット内に部員たちを入れて頂くことができました。
ドラマで見慣れたセット内に、自分たちの部室にあったものが置かれていて、見つけた部員からは歓喜の声が上がりました。
前回ご紹介したように、セット内には美術の方が部室にあるものとそっくりに作ってくださったものが多数。
初めて来たスタジオなのに、なぜか普段の部室にいるような雰囲気を味わっているようでした。






セットの壁には、部員が冬合宿で撮影した写真が部室そっくりに貼られていたり、部室入口にあるプラカードとそっくりのプラカードが置かれていたりしました。
プラカードの下になぜか置かれたバケツは、なぜか配置までそっくり。
美術の皆様による再現性の高さに感服です。
左側の部員撮影の写真の隣には、ドラマ内の夏合宿(第5話)のようすを「写ルンです」で撮影した写真が飾られていました。
ドラマ内の夏合宿と、天文気象部の冬合宿。
両者の写真が並んで飾られているところも不思議な感じがしました。

収録が進むと、主演の白鳥健治役の磯村勇斗さんや、ヒロインの幸田珠々役の堀田真由さんもいらして、部員にご挨拶を頂きました。
こちらも感激ポイントでしたが、またしても部員は何も話すことができず。
時間が来てスタジオを去る時も、高校生役の出演者の皆さんからお別れのお言葉を頂き、大変ありがたく思いました。
最後に、これまでのドラマを見た高校天文気象部部員の感想をお伝えして締めくくりたく思います。
・天文系のことが書かれたものや、合宿などで見覚えのあるものが出てきて嬉しかった。
・第5話のドラマ内の夏合宿を見て、また合宿に行きたくなりました。
<リンク>
・僕達はまだその星の校則を知らない
https://www.ktv.jp/bokuhoshi/
・高校天文気象部が取材協力をしたドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」の放送が始まりました
https://www.seikei.ac.jp/jsh/news/2025/19547.html
・【天文気象部活動報告1】天文ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」に高校天文気象部が取材協力しています
【天文気象部活動報告1】ドラマ「僕達はまだその星の校則を知らない」に 高校天文気象部が取材協力しています|NEWS&TOPICS|成蹊中学・高等学校
・ピーチくん(本桃) on X: "成蹊高校天文気象部の名前でてたー"
https://x.com/peachkun1924/status/1945042507672305782
<文責>天文気象部顧問 田中