高校1・2年生対象に、大正製薬様とコラボした進路企画を昨年に引き続き実施しました。今年度は、大正製薬の人気商品である「リポビタンD」について、若者向けの表紙デザインを考える企画です。4月から何度も大正製薬の方々にはご足労頂き、ブレストを重ねてきました。これは、社会でのマーケティングのやり方を学ぶ最適な企画と思います。まさに、本校の建学の精神である「勤労の実践」を具現化するものと感じました。
6月15日（火）の放課後、大教室にて4組の生徒達が最終プレゼンテーションを行いましたので、私も参加しました。どの発表にも、チーム内での話し合いや試行錯誤した体験が踏まえられており、探究が深められた成果が見て取れました。
審査は、「調査力」「論理性」「表現力」「独創性」「探究力」「デザイン」の6つの観点で行われました。物事を深めるには、「仮説」を立てて調査研究を行い、その結果を踏まえてブレストを繰り返して試作品をプロトタイプし、実証・実験を重ねてプレゼンすることが重要となります。この審査の観点はそれを網羅したものであり、高いレベルが求められます。このような活動を通して、探究力を身に付け、更に外部へと発信してもらいたいと感じました。どのデザインになり、商品化されるかが楽しみです。結果は、このブログでまたお伝えしたいと思います。
