6月10日（木）、本校の文化祭である「蹊祭（こみちさい）」の初めての実行委員会が行われました。第1回の全体会であることから、私からも話をしました。
その内容は、自分の高校時代の想い出です。私が高校2年生の時、蹊祭への参加についてクラス内の意見がまとまらず、クラスで行う催しはできませんでした。しかし、何らかの形で蹊祭に参加することが重要だとクラス全員で決め、蹊祭施当日の校内の美化を保つため、綺麗で個性的なゴミ箱を２０個以上作成して、ゴミの回収作業まで行いました。クラスの催しはできませんでしたが、この悔しさがクラスにまとまりを生み、高校3年生の時には映画製作・バザー・靴磨き・金魚すくいと様々な催しを一挙に行い、その時の達成感は今でも忘れません。生徒一人一人が達成感の持てる蹊祭にしてもらいたいと思います。
この実行委員会では、10月2日（土）・3日（日）の蹊祭に向かって、中高それぞれの幹部委員からスローガンについて、各パートリーダーからは仕事の役割について、誰もが意気込みの感じられる決意表明を語ってくれました。表舞台に立つ役割ばかりではありませんが、各自が自分の役割の大切さを認識していることが感じられ、きっと素晴らしい蹊祭になると確信しました。
高校のスローガンは「響鳴（きょうめい）」、中学のスローガンは「千彩一遇（せんざいいちぐう）」です。生徒達が何故このあて字を使ったのか、生徒達自身が作成した動画があります。ブログに添付しますので、是非ご覧になってください。そして、感染症対策が行われている中ではありますが、多くの方のご来場を心よりお待ちしております。
また、６月２１日（月）から２６日（土）の期間に、中学では「６月展（文化部発表会）」が実施されました。昇降口を入ったところのホールには多くのクラブの研究成果が張られ、舞台発表のクラブは昼休みにビデオを流しました。この「６月展（文化部発表会）」の成果が蹊祭に繋がっていきますので、ご期待ください。
