校長ブログ「百代の過客」

受験生の皆さんにも観てもらいたい!! 「ユネスコスクール関東ブロック大会」発表

少し時期はずれるのですが、夏季休業中の生徒の取組を一つ紹介します。

8月7日(土)、成蹊大学主催の「第2回 ユネスコスクール 関東ブロック大会 『SDGsの広がり』」がオンラインで開催され、成蹊中学・高等学校の生徒も動画セッションで参加しました。高校からは、「学校内に設置した複数の温度計による気温分析」や「コロナ禍での成蹊高校におけるダイバーシティ活動」について、中学校からは自然科学部による「トレイルカメラがとらえた成蹊の野生生物」についての発表がありました。オンライン開催ではありましたが、多くの方にご視聴頂いたのは、大変有難く思います。

ユネスコスクールは、文部科学省のHPでは、「ユネスコ憲章に示されたユネスコの理念を実現するため、平和や国際的な連携を実践する学校」と示されています。しかし、正式名称をUNESCO Associated Schools Project Networkと言い、本来はユネスコ認定の学校の国際ネットワークを指しているのです。この大会に於いても、ここでの多くの実践発表が各学校に共有されることにより、ユネスコの理念が世界全体に広まることを狙いとしています。私も午前中は、「高校生によるSDGsソーシャルビジネスプロジェクトー高大連携国際プログラムSAGEを事例としてー」に参加させて貰いました。他校の先進的な発表を見て、本校でもこのような活動を広めていきたいと改めて感じた次第です。

大会広報パンフレット

そして、本校への中学受験を考えている方へ観ていただきたい発表があります。それは、中学1~3年生の特別研究グループによる「たしかなあしぶみ~ユネスコスクール成蹊の歴史を未来へ~」です。「たしかなあしぶみ」とは、創立100周年を記念して製作した創立者中村春二を主人公とした映画のタイトルから取ったものです。成蹊の建学の精神を中学生の目線で話していますので、小学生にもわかりやすいと思います。是非とも下記のURLからご覧になって、本校のことを知ってもらえると有難いです。宜しくお願いします。
https://www.seikei.ac.jp/gakuen/esd/unesco/poster_movie.html

大会HP
1年生の発表風景