校長ブログ「百代の過客」

2年ぶりの体育祭!!

10月4日(月)、台風一過の秋晴れの下、中学の体育祭が2年ぶりに実施できました。緊急事態宣言の関係で前倒しとなった日程も、また台風接近で順延となりましたが、無事にできたことは本当に良かったと思っています。

 今年度の体育祭は通常とは違い、全体を午前・午後に分けた分散開催の上、競技会場も学年ごとに違うなど、感染対策のため、密を回避する措置を取っての実施となりました。従って、競技種目は3種目と少ないですが、生徒達はどの種目にも全力で頑張る姿が見られました。

 放送での開会式でしたが、体育祭実行委員長の力強い挨拶で始まりました。最初は、各組で結成された応援団のパフォーマンスビデオです。今年は1分間と短い演技でしたが、昔ながらの応援団形式のものから、撮影手法に凝ったもの、音楽にのせてのパフォーマンスなど、各クラスとも工夫を凝らしての作品でした。

体育祭実行委員長挨拶
応援団ビデオ

愈々、中学前庭、けやきグランド、サッカー場の3か所に分かれて競技開始です。中学前庭での「大縄跳び」&「長縄跳び」。跳び手全員の呼吸が合わせるように工夫する中、廻し手の生徒のリズミカルな動きにも感心させられました。

大縄跳び
長縄跳び

けやきグランドでの全員リレー。この競技だけはマスクを外しての実施です。晴天の下、400mトラックを走る姿に、「体育祭が戻ってきた!」との感覚を覚えました。

全員リレー
走り終わって記念撮影

そして、サッカー場での「ウニウニ」。余り聞きなれない種目ですが、体育祭で良く行われる「台風の目」に感染対策を加えた改良版の種目です。写真をご覧になれば分かりますが、ウニのような形態をしながら、4人が工夫して走らなければならす、チームワークと走力が問われる種目で、見ていてとても面白かったです。どの種目にも実況放送があり、会場を盛り上げてくれていました。

閉会式は、翌日の放送朝礼時となりましたが、優勝チームの満足した表情が印象的でした。制約の多い体育祭でしたが、生徒達が感染対策を考えながら行動を行う中、楽しく躍動する姿に、無事実施できたことの意義を感じました。次の蹊祭にも全力で当たってもらいたいと思いました。

ウニウニ
クラスカラーのマスクを付けて!!