校長ブログ「百代の過客」

感動をありがとう!!

11月14日(日)第101回全国高校ラグビーフットボール大会東京都第一地区決勝戦、成蹊高等学校対國學院久我山高等学校の試合が江戸川陸上競技場で行われました。

本校は、1964年・1968年・1974年・2005年の4回花園に出場しています。今回は、16年ぶりの決勝戦進出であり、在校生や保護者以外にも多くの成蹊関係者が会場に詰め掛けてくれました。私もバックスタンド側で、同級生や成蹊関係者と共に応援させて貰いました。

試合前の円陣

試合は、層の厚い國學院久我山の波状攻撃に耐える戦いとなりました。今までの試合の疲労も重なり、けが人も多く出る中、徐々に点差を広げられました。しかし、最後まで声を出して試合に臨む姿に感動し、スタンドからも多くの拍手が届けられました。

タックルをはねのけて抜け出す
ラインアウトのボールを取る
我慢のスクラム
モールで押し込む!

結果は0対107と圧倒されてしまいましたが、決勝戦の舞台で応援できる感動を与えてくれた生徒には、感謝の言葉しかありません。33名と他の強豪校からみても大変少ない部員数ですが、ここまで来られたことは日頃の精進の賜物です。

試合後、スタンドに一礼

11月17日(水)の朝礼の際、改めて私から賞状とトロフィーを授与させて貰いました。生徒たちの言葉には悔しさもありましたが、自分たちの力を出し切った満足感のある顔がとても印象的でした。また、縁の下の力持ちであるマネージャーは、試合ごとにモチベーションビデオを作り、部員の力を引き出すことに力を注いでいたことも忘れてはならないと思います。本当にご苦労様でした。

朝礼での表彰