校長ブログ「百代の過客」

「Change Maker Awards」見事、ブロンズメダルに輝く!!

Change Maker Awardsとは、中高生が現在熱中して取り組んでいる探究活動の成果について、個人やチームに分かれて英語でプレゼンテーションをする催しです。
CMAリーフレット

 全国からの応募がある中、上位48位までが通過する書類審査では、本校からは個人部門で4名(中学生1名、高校生3名)、チーム部門で2チーム(高校生6名)が選ばれるという素晴らしい成果を挙げました。そして、上位10位までが選出される動画審査の結果、個人部門において、高校2年生の中島佳鈴さんが本選出場を果たしました。
 2月27日(日)、オンラインで開かれた本選において、中島さんは日本における子供の貧困問題と英語力の向上を課題として取り上げ、発表しました。とても落ち着いた表情でのプレゼンはとても分かりやすく、質疑応答でも的確に答えていました。

発表の様子
発表の様子
質疑応答

その結果、見事銅賞に輝き、賞状と共に最大20万円の学習支援金が付与されました。語学力向上や海外との交流に使って、自分の視野を更に広げてもらいたいと思います。

銅賞受賞!!
喜びのコメント

 先日、校長室に報告に来てくれた中島さんからは、他の発表者から多くの刺激を受けたとの話を聞きました。このようなプレゼン大会への参加は、様々な考え方に触れる良い機会です。今後も、多くの生徒にチャレンジしてもらうことを心から期待します。最後に、中島さんからのメッセージを載せさせてもらいます。おめでとうございました!!

中島さんのメッセージ
「今回社会を変える探究学習を英語で発表する大会Change Maker Awards(CMA)に参加させていただきました。
 私は日本社会で矛盾と感じた2つの課題とそれを解決する身近な行動を紹介しました。
具体的には①GDP3位の日本で拡大する子供の貧困②国際比較ではIQ(平均)がトップでありながら英語力が112ヵ国中78位であることです。私が解決策の小さな一歩として取り組んだのは、近所の子ども食堂のお手伝い、海外の高校生と協力した無料オンライン英会話教室、英語の本紹介のインスタグラムです。
 大会に参加した中高生の皆さんは、自分では思いつかないような研究や独創的なアイディアばかりですごく刺激をもらいました。サポートしてくださった先生方、大変ありがとうございました。」

校長室にて
自撮りでもう1枚