3月5日(土)、第73回成蹊高等学校卒業式を、成蹊学園本館大講堂で無事挙行することができ、319名の卒業生が本校から巣立って行きました。
当日は、雲一つない晴天の下、春の陽気に包まれた、卒業式にとってはこの上ない天候となりました。9時過ぎからは代表生徒の練習が始まり、9時半過ぎには全員での予行を行い、式に臨みました。
密を避けるため、大講堂の2階までを使って生徒席を設置し、本当に申し訳なかったのですが、保護者の方には大学4号館の別会場にてオンライン参加の形式を取らせて貰いました。
本来なら校歌を斉唱するのですが、コロナ対策のため、ピアノ演奏となりました。しかし、音楽科教員の情緒溢れる演奏は、卒業生一人一人の心の中に響くものがあったと確信しています。
式後も、万雷の拍手の中、ピアノ演奏「威風堂々」にのって退場し、本館前にて保護者や在校生も交えて卒業を喜び合いました。晴天の下、卒業を祝い合う喜びの顔が一杯でした。校舎に戻ってからは、担任や学年の仲間たちと遅くまで語らう姿が多く見受けられました。
最後に、私の話した校長告辞の原稿をこちらに載せさせていただきます。