校長ブログ「百代の過客」

10月29日（土）、本校と大正製薬（株）が連携した「オールブラックスラグビークリニックpresented byリポビタンＤ」をけやきグラウンドで開催しました。当日は、成蹊小中高のラグビー部の生徒を対象に、元オールブラックスのダン・カーターさんとリッチー・マコウさんから直接指導を受ける素晴らしい機会を得ることが出来ました。その上、元日本代表キャプテンの廣瀬俊朗さんをはじめとする全日本代表経験者4名がサポートに加わってもらいました。

　まずは、ウォーミングアップで体をほぐし、小中高3か所に分かれてクリニック開始です。タックル、パス、キッキングに分かれてそれぞれ練習すると、プレーの質がすぐに向上していくのが素人目にも分かりました。「楽しくプレーする」ことを言われた生徒達の顔には笑顔が溢れ、楽しそうな姿に心が和みました。後半のタッチラグビーでは、コーチの方々も一緒に汗を流してプレーをしていただき、生徒にとっては忘れられない体験になったと思います。

　閉会式では、2人のレジェンドから「夢を持つこと」「楽しくラグビーをすること」の大切さが語られました。今日のクリニックの内容は勿論のこと、2人のレジェンドから学んだ心の持ちようは、とても有意義であったと思います。締めくくりとして、記念品交換を行った後、記念写真を撮り、クリニックは無事終了となりました。記念品として贈って頂いたオールブラックスのサイン入りユニフォームは、学校の中央館で飾らせてもらっています。

　晴天の下、ラグビー部の生徒だけでなく、ニュージーランドラグビー協会の関係者や本校ラグビー部の多くの保護者の方々が一堂に会したことは、ラグビーを通しての人の和の大切さを改めて感じたうえ、このような和の広がりを今後も大事にしていきたいと思った一日でした。最後に、この企画を行って頂いた、上原茂社長をはじめとする大正製薬（株）の皆様には、本当に有難く思っており、小中高と私の成蹊の大先輩である上原明会長には、本当にお骨折りいただき、心から感謝する次第です。有難うございました！！